見境もなく燃え上がる女の淫情。其の五
◇人間失格の行為(1)◇
「あ~いい気持ちだ。すみませんね。
本当だったら、僕がお義母さんの肩を揉んであげなきゃいけないのに」
「いいのよ、私は年中主人の肩や腰を揉まされていて、慣れっこなんだから」
久司さんの肌に触れ、胸の動悸は高まるばかりでした。
肉付きまで、久司さんは父親によく似ているのです。
心臓は高鳴り、口の中が乾いて、私はついに切れてしまいました。
「Tシャツを脱いでもらえる、久司さん?」
「そうですね、その方がもみやすいですね」
久司さんはTシャツを脱ぎました。
久司さんの身体が露わになると、私は完全に理性のコントロールを失っていました。
あろうことか、私の淫情は娘婿の裸身によって激しく燃え盛ってしまったのです。
「あなた、ああ、あなた・・・」
思わず私は、後ろから久司さんに抱きついていました。びっくりしたのは久司さんです。
彼は余りに突然のことに、しばし硬直していました。
「お、お義母さん、いったい・・・」
「ごめんなさい、ごめんなさい、でもでも、もう我慢できないの」
娘婿はさぞかしこの義母を淫乱な女と思ったことでしょう。
私が近藤の面影を息子にだぶらせているとは、彼はユメユメ知ることは無いのですから。
久司さんは、微動だにしませんでした。
私を拒絶することなく、ただジッとなすが侭になっていたのです。
私は夢見心地でした。じかに久司さんの肌に接して、
いよいよ女盛りの性情を燃え上がらせていたのです。
このとき私は何も考えていませんでした。
夫のこと、次女のこと、病院にいる長女と孫のことはもちろん、
近藤のことすらも頭の中にはありませんでした。
私の眼中にあったのは、ただ目の前にいる、
熱い血肉を通わせた実体のある若い肉体だけだったのです。
「お願い、私の好きにさせて・・・」
私はルームライトの明りを消しました。
久司さんは無言で、石のように固くなったままでした。
「私を軽蔑してもいいわ。だから、これからの時間を、
そう、一時間でいいの。私にちょうだい」
私は久司さんに覆い被さってゆきました。
彼は、ウンともスンとも言いませんでした。
私は彼の気持ちを掴みかねていましたが、
少なくとも久司さんは私を拒むつもりは無いようです。
あとはもう、行動するしかありませんでした。
「軽蔑なんてしませんよ、お義母さん」
私がスウェットパンッを脱がせると、ポッリと久司さんが呟きました。
「僕はあなたを実の母以上の母親だと思っているんです。
僕の母は、まあ、彼女は仕事を持っているので仕方無いかも知れませんが、
小さい頃から余り僕のことを構って呉れませんでした。
そのくせ、一人息子の僕に必要以上に執着しています。
そんな母親の愛情を、僕はうっとうしいとしか思えません。
そこへいくと、あなたは理想的なお義母さんでした。
僕は益美をつくづく羨ましいと思っているんですよ。
その気持ちはいまも変わっていません」
「えぇ、久司さん、ありがとう・・・」
私は彼の言葉をOKサインと受け取りました。
自分勝手な解釈かも知れませんが、久司さんは快く私の気持ちと
肉体を受け入れよう、と言って呉れている様に思えたのです。
勢いを得た私は彼のトランクスを脱がせると、そのまま股間に顔を伏せてしまいました。
久司さんのモノを咥え、私は上に下に顔を揺すり立てていたのです。
「うっ、ううっ、お、お義母さん・・・」
たちまち、久司さんも熱い呻きを放ち始めました。彼はひどく敏感でした。
私の口中で、とたんにピンと勃ち上がっていたのです。
この反応の素早さの原因は、彼らの夫婦生活にあったに他なりません。
娘が臨月に入り、性生活も侭成らなかったことでしょう。
男盛りの久司さんにはさぞかし辛い状況だったに違いありません。
「おーっ、おおおっ・・・」
私が全力を尽くして愛撫すると、久司さんは辺り憚る事の無い声をあげつつ、
腰を暴れさせました。男の精が溜まりに溜まっていたのでしょう。
その悦び様は一通りではありませんでした。
私も私とて、狂おしいばかりの欲情に貫かれていました。
若鮎のようなペニスを口に含み、じゅんじゅんと愛液を滴らせていたのです。
「お義母さん、お義母さん、ああ・・・いいよ、お義母さんは上手ですねぇ」
"お義母さん”を連発されても、私の気持ちは少しも萎えることはありませんでした。
それどころか、お義母さんと言う響きを耳にするごとに、
ますます痺悦を覚える始末だったのです。
私たちは、義母と義息子・・・。血は通わなくても、禁断の行為を犯している。
そう思うと、屈折した愉悦に痛いほど子宮を突き抉られたのです。
久司さんを咥えながら、私はチラッと考えました。
彼には少しマザコンの気があるのかもしれない。キャリアウーマンの母親に
十分な愛情を注いで貰えなかった彼なら、それも考えられる。
だから、二十も年の離れた私をすんなり受け容れる事が出来たのだろう。
久司さんは、母親のような女性に飢えていたのだ。
それはまったく、私にとっては好都合でした。
母親の影を求める男と、愛人の眼差しを求める女・・・。
私たちの求めているものは同じ類いで、
私たちはある意味で似た者同士なのかもしれません。
私は猛烈に久司さんのモノを吸いたてました。私たちは胸中はともかくとして、
もはや二匹の雄雌でしかありませんでした。
彼のモノは私の口中でピンピンにそそり立ち、
私もメラメラと女の淫情を燃え上がらせていたのです。
「あ~いい気持ちだ。すみませんね。
本当だったら、僕がお義母さんの肩を揉んであげなきゃいけないのに」
「いいのよ、私は年中主人の肩や腰を揉まされていて、慣れっこなんだから」
久司さんの肌に触れ、胸の動悸は高まるばかりでした。
肉付きまで、久司さんは父親によく似ているのです。
心臓は高鳴り、口の中が乾いて、私はついに切れてしまいました。
「Tシャツを脱いでもらえる、久司さん?」
「そうですね、その方がもみやすいですね」
久司さんはTシャツを脱ぎました。
久司さんの身体が露わになると、私は完全に理性のコントロールを失っていました。
あろうことか、私の淫情は娘婿の裸身によって激しく燃え盛ってしまったのです。
「あなた、ああ、あなた・・・」
思わず私は、後ろから久司さんに抱きついていました。びっくりしたのは久司さんです。
彼は余りに突然のことに、しばし硬直していました。
「お、お義母さん、いったい・・・」
「ごめんなさい、ごめんなさい、でもでも、もう我慢できないの」
娘婿はさぞかしこの義母を淫乱な女と思ったことでしょう。
私が近藤の面影を息子にだぶらせているとは、彼はユメユメ知ることは無いのですから。
久司さんは、微動だにしませんでした。
私を拒絶することなく、ただジッとなすが侭になっていたのです。
私は夢見心地でした。じかに久司さんの肌に接して、
いよいよ女盛りの性情を燃え上がらせていたのです。
このとき私は何も考えていませんでした。
夫のこと、次女のこと、病院にいる長女と孫のことはもちろん、
近藤のことすらも頭の中にはありませんでした。
私の眼中にあったのは、ただ目の前にいる、
熱い血肉を通わせた実体のある若い肉体だけだったのです。
「お願い、私の好きにさせて・・・」
私はルームライトの明りを消しました。
久司さんは無言で、石のように固くなったままでした。
「私を軽蔑してもいいわ。だから、これからの時間を、
そう、一時間でいいの。私にちょうだい」
私は久司さんに覆い被さってゆきました。
彼は、ウンともスンとも言いませんでした。
私は彼の気持ちを掴みかねていましたが、
少なくとも久司さんは私を拒むつもりは無いようです。
あとはもう、行動するしかありませんでした。
「軽蔑なんてしませんよ、お義母さん」
私がスウェットパンッを脱がせると、ポッリと久司さんが呟きました。
「僕はあなたを実の母以上の母親だと思っているんです。
僕の母は、まあ、彼女は仕事を持っているので仕方無いかも知れませんが、
小さい頃から余り僕のことを構って呉れませんでした。
そのくせ、一人息子の僕に必要以上に執着しています。
そんな母親の愛情を、僕はうっとうしいとしか思えません。
そこへいくと、あなたは理想的なお義母さんでした。
僕は益美をつくづく羨ましいと思っているんですよ。
その気持ちはいまも変わっていません」
「えぇ、久司さん、ありがとう・・・」
私は彼の言葉をOKサインと受け取りました。
自分勝手な解釈かも知れませんが、久司さんは快く私の気持ちと
肉体を受け入れよう、と言って呉れている様に思えたのです。
勢いを得た私は彼のトランクスを脱がせると、そのまま股間に顔を伏せてしまいました。
久司さんのモノを咥え、私は上に下に顔を揺すり立てていたのです。
「うっ、ううっ、お、お義母さん・・・」
たちまち、久司さんも熱い呻きを放ち始めました。彼はひどく敏感でした。
私の口中で、とたんにピンと勃ち上がっていたのです。
この反応の素早さの原因は、彼らの夫婦生活にあったに他なりません。
娘が臨月に入り、性生活も侭成らなかったことでしょう。
男盛りの久司さんにはさぞかし辛い状況だったに違いありません。
「おーっ、おおおっ・・・」
私が全力を尽くして愛撫すると、久司さんは辺り憚る事の無い声をあげつつ、
腰を暴れさせました。男の精が溜まりに溜まっていたのでしょう。
その悦び様は一通りではありませんでした。
私も私とて、狂おしいばかりの欲情に貫かれていました。
若鮎のようなペニスを口に含み、じゅんじゅんと愛液を滴らせていたのです。
「お義母さん、お義母さん、ああ・・・いいよ、お義母さんは上手ですねぇ」
"お義母さん”を連発されても、私の気持ちは少しも萎えることはありませんでした。
それどころか、お義母さんと言う響きを耳にするごとに、
ますます痺悦を覚える始末だったのです。
私たちは、義母と義息子・・・。血は通わなくても、禁断の行為を犯している。
そう思うと、屈折した愉悦に痛いほど子宮を突き抉られたのです。
久司さんを咥えながら、私はチラッと考えました。
彼には少しマザコンの気があるのかもしれない。キャリアウーマンの母親に
十分な愛情を注いで貰えなかった彼なら、それも考えられる。
だから、二十も年の離れた私をすんなり受け容れる事が出来たのだろう。
久司さんは、母親のような女性に飢えていたのだ。
それはまったく、私にとっては好都合でした。
母親の影を求める男と、愛人の眼差しを求める女・・・。
私たちの求めているものは同じ類いで、
私たちはある意味で似た者同士なのかもしれません。
私は猛烈に久司さんのモノを吸いたてました。私たちは胸中はともかくとして、
もはや二匹の雄雌でしかありませんでした。
彼のモノは私の口中でピンピンにそそり立ち、
私もメラメラと女の淫情を燃え上がらせていたのです。
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プロフィール
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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