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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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晴香と言う名で人妻で。パートⅡ其の三

晴香07
二ヵ月後、再び三人で再会した。バスルームからの晴香の喜びの呻きは、
前回に増して強く響いた。彼女が上村氏の身体に馴染んで、心も通い合わせて
一体に成ろうとしている風情がひしひしと伝わってくる。
それでいい、と私は一人呟いた。

出来るなら上村氏もまた晴香と共に仮想恋愛であって良いから、
49歳の晴香を夫では充たされない男女の愛の世界に誘って欲しいと思った。
其れが8年間付き合ってきて今では妹のように愛おしむ事しかできない男の
愛人晴香に対する思いやりだと思った。

今回、男達は最初から素っ裸でペニスを剥き出しにしていた。晴香は浴衣を羽織って
居るが腰紐は締めておらず男が何時でも晴香の肌に触られるようにしていた。
ベッドカバーを敷いて座り、私と上村氏が乳房や内腿を勝手に触る。
上村氏が濃厚な口づけをした。

「上村さん、私上村さんが好き」晴香が低い声で言った。
上村氏が一瞬、戸惑ったような表情を見せてから、
「本当なら嬉しいですね。でも武田さんに怒られないかな」と笑った。
「本当に好きよ。彼は怒らないわ。それとも上村さんは私が嫌いかしら?」
「いや、大好きですよ」

私は口を挟んだ。「上村さん、それじゃこれから晴香を呼び捨てにして下さい。
 さん付けはどうも他人行儀の感じで」
晴香は、
「上村さんの好きなように扱ってね。何でも言う事を聞きます。
 あそこにお酒を注いで飲んでもいいのよ、彼もよくやって呉れたわ」

晴香のこの一言に上村氏は笑い崩れ、彼女を横倒しにして、
「晴香、これからはお前は俺の女だ。
 何をされても文句を言ってはだめ。それでいいか?」
と冗談めかしながらも真剣みをこめる声を出した。

仰向けの晴香の太腿を割り、脚をM字にさせた。

 
晴香08
彼女の臀部に枕を当て、秘部がより露になるようにして秘唇を分け、
女芯を剥き出しにした。上村氏が指ですうーっとひと撫でする。

股を最大限に広げさせた。さらに二人で片脚ずつ抱え、ぐいっと開く。
縦に淫裂がくっきり浮かび、すべてを男達の目に曝している。

陰唇は濃いチョコレート色にも、黒ずんでも見え、やや肉厚だ。花芯は尖り、
ピンクに光っている。花芯から膣口の最後まで一筋の溝となって割目が走り、
途中に小さな尿道口がかわいらしく開いていた。膣口の下端から黒っぽい会陰が続く。
そして肛門。晴香の女の風景のすべてが見える。

上村氏がじっと見入っている。指を二本使い、膣口を開いた。
サーモンピンクの襞が三、四つはみ出し、上村氏の指に震える。
晴香が欲情しきっている証しだ。ペニスを求め、襞々が喘いでいる。
品定めの屈辱にありながらも、感じる晴香。
身じろぎもせずに膣口への上村氏の指を受け入れる。

「こんなに濡れて。この襞の具合、とても卑猥な感じですね」
『なんとも淫らですね。この襞々ペニスを刺激するんでしょう』
「晴香さん、いや晴香のここの締め付けは凄くいいですね」

「ああーっ」とうとう晴香が悲鳴を上げて、同時にもう我慢の限界よ、
というように腰を持ち上げ、上村氏の指弄りに応じた。私も加わった。
二人の指が狭い女陰で交錯し、一人がオサネを嬲ると一人が膣穴に潜らせる。

「二人に弄られているのがわかる?」私の囁きに、
「ええ」と答え、「止めないで。もっとしてっ」とせがむ。

『武田さん、先に入れて下さい』
上村氏が私を促した。私は晴香に乗り、いきなり深く突き入れた。
呻く晴香。私が上半身を立てた。結合部が上村氏の目に入る。
と、彼が手を伸ばしてオサネを揉みはじめた。

「おれのが入り、上村さんがオサネを撫でているよ」
晴香に言わずもがなの説明をする。彼女が固く目を閉じているので、
男二人に共有され、嬲られている事を言葉で実感させたかった。
晴香09
「わたし、二人にされているの?う、うーつ、感じちゃう」
膣がきゅっと引き締まった。上村氏が体を上へ移動させた。
そして晴香の手をペニスに誘った。
彼女の手が直ぐに握り、本能の様に擦り始める。
私は持ちそうもなくなったので上村氏と代わった。
二人は密着姿勢で交わり、オサネに触れる余地はない。
前回の様に後ろに回った。上村氏の臀部が大きく見える逞しい抜き挿し。
晴香の肛門に睾丸が当たっている。しばらくしてまた交替した。

晴香はもう耐えられない。背を反らせている私に代わって上村氏が
彼女の上半身に寄り添う。その体にしがみ付く晴香。
「上村さん、わたし・・・わたし、いくの。いくわ」
「武田さんのペニスだよ。さあー、いきなさい」
「ああー。いいーっ・・・いくっ、上村さん、上村さんっ」
彼の名を呼びながら晴香は果てた。またも汗びっしょり。
私が抜いても、二人はじっと抱き合っていた。

だが、すべてが上手くいった訳ではない。二人とも六時間の後半には勃起が弱まり、
次第に挿入が難しくなった。肝心な事が駄目では、3Pは成立しないと思われそうだが、
楽しみは減らなかった。晴香がペニスだけでなく、あらゆる愛撫に応じたからだ。
最後に晴香は上村氏のペニスを指で擦り続け、何とかこぎつけた射精を口で受け、
飲み込んだ。

私も上村氏の目の前で69の形をとり、晴香の膣に指を入れながら、彼女の手に放出した。
二人に成った時、晴香に性交出来なかった事を話題にすると、
「私は何回もイカセテもらった。ペニスに拘る事なんかないのよ」と言う。さらに、
「私はあなた事は勿論好きだけど、私はあなたとは違う意味で、
 上村さんの事が本当に好きになったの。二人で私を共有して楽しんで。
 私も共有されて嬉しいのよ」と笑顔を浮かべた。

男二人が一人の女に挑みながら、二人とも後半には萎えてしまい、
挿入できないというのは、厳密には3Pとはいえまい。
  1. 人妻の性欲
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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