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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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野崎と私の妻。其の六

野崎と私の妻6-1
三時に野崎がクルマで、妻の久美子を迎えに来てくれる手筈であった。
久美子は時間に時間に合わせる様に丁寧に化粧をし、下着も取り替え美しく
着飾っていた。当初は色々とぶっぶっ言っていたのが嘘のように昂ぶった雰囲気に
包まれていました。

もうすぐ約束の時間 、外を走り抜ける車の音がやけに気になり。
気を逸らそうとすると、今度は久美子が野崎に抱かれているイメージが浮き出てきて。
この時何故か私にも妻を貸し出す悔いのような痛みが胸の中に広がって居りました。

其れは覚悟をしているのに、看護婦に、「針を刺すときに痛みがあります」と
判り切った事を言われて注射される時の痛みにも似ていたのです。

三時チョツト前に野崎のクルマが到着し、中から野崎の妻絹子が降りて来て、
「今夜、一晩お世話に成ります」と改まった挨拶をした。
久美子は、
「あなた、それでは行ってきます」
と言って助手席に乗り込むと、直ぐにクルマは発車した。
其れを見送りながら絹子に「時間通りですね」と言うと、
「途中混雑はありませんでしたので」とお互い、
意味の無い挨拶を交わし、私はダイニングルームに案内した。

既に酒肴の用意がしてある。久美子が出掛ける前に作り置いたものである。
ハマチとイカの刺身、其れと豪華とはいえないが素朴な久美子の手料理の
シシトウやナスの天ぷらなとが並んでいた。

チンすれば良い茶碗蒸しもある。
主婦交換だけに、前に腰掛けている絹子が本当の私の妻だったらと想像する。
外見は男っぽさのある顔つきだが、一旦衣服を脱げば久美子にも劣らぬスキ者である。
黙って私の言いなりに抱かれるだけでなく、普段のセックスでは得られない快感を
求められるのは承知している。

 
野崎と私の妻6-3
だがやはり専業主婦の久美子の方が掃除など器用にこなしそうだし
料理も巧そうに見える。長年連れ添う女房には久美子の方がいい。
商売人の女将さんとしての絹子は男勝りの気性の激しさを普段の風貌にも感じるが
私とベッドを共にするときは、なかなかに妖艶なところがあり妻と違った主婦、
一夜の為の女という印象を受ける。

まだ明るい陽光を避けるため、厚いカーテンで窓を閉じた。
「あら、まだこんなに明るいのに」
部屋の中が夜のように暗くなった。隅にあるフロアースタンドを点けると、いっそう夜が
更け切っているような雰囲気になった。

見慣れていた筈の部屋が光のベールに包まれると、主婦が入れ替わっただけで
何か違った景色に成った様に写った。絹子の顔もライトアップされ、より彫りの深い
美人顔になっている。

絹子を引き寄せた、「よく来てくださいましたね」と言って唇を合わせる。
洋服を通して肌の温もりが伝わってきた。
ワンピースの上から絹子の量感豊かな乳房を手で柔らかく揉みしだくと、
「まだ明るいのにカーテンなど閉めたのは、もう始めるつもり?」
そう言うと絹子の乳首が、固く引き締まってくるのが判った。
「そう、始めたい」
と言うと、今度は絹子の方から唇を求めながら、
「もっと、こうしていたいのに」
と身体を預けたまま私の股間に手を這わせてささやくのです。

「昼日中からエッチするなんて、少し酔いたいわ、恥ずかしすぎるもの」
「そうかい。それじゃとりあえずビールで乾杯でもしようか。酒は強いほうかい?」
「そうね、職人相手に良く飲むわよ。
 そして賑やかに成ってワイワイうるさくなるのよ。
 でも職人相手じゃ甘い雰囲気には成れないわ、
 本当の私は酔って男の人に甘えたいんだけど・・・」
「よしゃ、それじゃドンドン飲ませなくちゃな」
「いやよ。酔っ払って楽しみが薄らいだら、寂しいじゃない。
 今日は一杯エッチするの楽しみにしてきたんですからね」
野崎<br>と私の妻6-2
「ハイハイ、お酒はセックスのスパイスみたいなもの。
 一杯飲むたびに一枚ずつ脱いでいくってのはどう?」
「いいわよ、おもしろそう。みんな脱いじゃったらどうするの?」
「裸でダンスしたら楽しいね」
「スッポンポンでチークダンス?」
「当然」
「踊り疲れたら?」
「エッチ遣りながらお酒を飲む」
「素敵だわ。エッチしながら口移しでお酒飲むなんて」

この提案に絹子は大賛成。
「そうと決まれば、ビールより水割りがいい。
 ビールより水割りの方がいい。ウイスキーと氷も準備しておこう」
この様な遊びは、他人の奥様とだから興味があるのであって、普段、夫婦でこの様な
面倒な遊びを行う事はない。

最初に私が飲み、腕時計を外した。次に絹子がブレスレッドを外した。女は身体にピアス、
ネックレスなど多くの装身具を付けているが、私のポケットに小物が色々入っていた。
笑いながらお互い一つ一つ減らしていったが洋服になると早くなった。
私はポロシャツとランニング、ズボンとトランクスを取ると、もう裸に成ってしまった。
絹子はワンピースまでで、ブラとパンストとショーッは身に着いて残ってしまった。
この勝負はわたしの負けである。

「私だけ下着を付けているなんて何か変ね」
と言って自分から脱ぎ、素っ裸になった。そして悪戯顔で訊く。
「久美子さんとも、こんな遊び、何時も遣ってるの?」
「妻としたって、ちっとも楽しかぁ無いよ、他人の女房だから楽しいんだょ」
「其れを此処に入れて、あれを遣りながらお酒を飲むなんて・・・凄く淫らね」
「それとかこことか、あれを遣りながらなんて言われても判らないよ」
「意地悪!毛が生えていて濡れていて、穴の有る所にあなたのを入れるのよ」
「ますます判らなくなった。入れる所、そこを何て言うのかな」
「うふふふ、オ・マ・ン・コよ」

絹子は笑って、椅子に腰掛けている私の太腿を跨ぐように、脚を大きく広げ、
魔羅をあてがい座位で挿入を果たした。そして片足を床に付け、
挿入の深さを調整しながら、
「あまり奥へ入れると、その気にならなくなる初めは浅くよ」
と何度も、腰をもじもじさせながら会話を楽しんでいた。
  1. 夫婦交換
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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