野崎と私の妻。其の五
絹子は、こくりと乾いた喉に生唾を飲み込み、私のズボンのチャックを降ろし
硬く勃起した魔羅を引っ張り出して握り絞めた。
『したくなったのか』
「してぇ」
私は絹子の下着を脱がせて後ろから挿入し、部屋の中の二人の動きにあわせて
動いていましたが、絹子は、たてつづけにイキまくった。
ジュッと音を立てて絹子の愛液が私の魔羅を伝わって滴り落ちた。
部屋の中の二人は私が指示したような態勢ではなく、接合部分が見え憎いのが
難点であっが、その代わり久美子の快感に歪む表情が良く見えて却って刺激的であった。
ちらちらと野崎が私達が覗いている窓の方を見ている。
「ちゃんと見てるか」と言いたげだ。
こうなると皆、変態的になり、何時もの取り澄ました気分では居られなく成った。
絹子は部屋の中には興味を示さず、自分が満足したいらしく、私に尻をごりごりと
押し付け激しくイッテ腰をぬかしてしゃがみ込んでしまった。
私は未だ射精までイッテ居なかったので『おい、コレどうして呉れるんだい』と言って、
絹子の口に魔羅を頬張らせてドクンドクンと放出し総てを飲み込ませた。
私は硬さの残っている魔羅を仕舞い、絹子を抱き起こし足音を立てずに表に出た。
「すごく興奮するわね。人が遣って居るのを見るのは」
『お互いに自分のパートナーだからね、尚更だよ』
「今度はあたしとあんたで、うちの人と久美子さんにサービスしなくちゃね」
『それは良い考えだ』
「あたし、またイッチャいそうよっ」
絹子は股を擦り合わせて立ち止まって仕舞いました。
『絹ちゃんも随分感度の良い女に変ったね』
「こんな身体にしたのはあんたよ」
私と絹子は一緒に玄関のベルを鳴らして久美子を呼んだ。
『やあ遅く成っちまった。丁度絹子さんとそこで一緒になってね。野崎の旦那はどうしてる』
「待ちくたびれて、飲みすぎちゃったみたいよ」
四人は先程の事など、何も無かったかのように愉快に飲み、エロ話に花を咲かせ、
次第に着ている物を脱ぎ、全員裸に成っていました。この四人の間では、アルコールの
力を借りなくとも、羞恥も言い訳も不要に成っていた。
今回の改築で台所も大幅に改造してオープンキッチンに成ったので、居間から久美子と
絹子が台所で全裸の儘、立ち動く姿が男達の目を楽しませて呉れる。
私と野崎は未だ妊娠の可能性のある妻達を孕まさない様にと一緒にパイプカットの
手術を受けて居たので、新しい遊びに弾みをつけていたのである。
相手を交換して、座り茶臼で繋がりながらお互いに酌をし合ったり、
つまみを取り合ったりして楽しんだ。
『絹ちゃん、そんなに絞めたり緩めたりするとイッチャウよ』
「あぁん、あたしなんかイキ続けなのよ」
『久美ちゃん、新しい畳にシミが付くよ。もう、お汁が、ダラダラだから』
男二人は宴会が始る前に一度ずつ射精していたから、我慢出来たのだ。
相手を替え本来の夫婦に成って、同じ様な姿勢で飲んでみたりした。
『畳も女も新しい方がいいらしい』
「畳も男もだよねえ」
『久美子の浮気の相手は何人だい』
「あたしは秀夫さんだけだよ」
『そうかなあ。信じられねえなあ』
「じゃあ、絹子さんは何人」
「あたしも隆夫さんだけだよ」
そんなふざけた掛け合いの中で、
久美子のオマンコがキュッと締まって私の魔羅を締め付けた。途端に私は激しく射精し、
久美子もがっくりとテーブルに額をつけて身体を硬直させた。
野崎と絹子も抱き合ってフィニッシュを急いで居た。
私の妻・久美子と野崎の妻・絹子の夫々が互いの「心も身体も」知り尽くし、
何度目かの「夫婦交換」の後に私は連休を利用し一晩「主婦を取り替える」プレーを
提案してみた。其れまでの「夫婦交換」は互いの相手を取り替えて、ラブホテルや
温泉宿等で夫々が近くに居て互いを見せ合う事で刺激をし合うと言うものだったが、
私の提案の「主婦交換」はそんな「夫婦交換」にあらず。
久美子と絹子が週末の土曜日と日曜日の二日間夫々の家に行って、其の日だけ
其処の家の主婦になりきった積りで振舞って貰うのである。
私の提案に絹子は直ぐ賛成した。
「私サラリーマンの主婦に憧れていたのよ」と言えば。
久美子は
「私は商売人の女房向きじゃ無いわと」
不安げに言った。私は、
「是はあくまでセックスプレーの範疇なんだから、何もそう難しく考える事は無いんだよ。
一泊二日の間互いの亭主や女房に気兼ねなく、普段では出来ない過激なHを
求め与え合えば良いんだからね。
野崎も
「二日間久美子さんを妻にした積りで過ごしましょうよ、
日頃の旦那への不平不満の聞き手になって上げますから、鬱憤を晴らして下さいよ」
てなやり取りがあり、いよいよ主婦交換の当日を迎えた。
- 夫婦交換
- / trackback:0
- / comment:0
- [ edit ]
comment
プロフィール
Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
カレンダー
フリーエリア
最新記事
- 広告のページ (12/31)
- 小説・おにあざみ。其の一 (01/14)
- 小説・おにあざみ。其の二 (01/14)
- 小説・おにあざみ。其の三 (01/14)
- 小説・おにあざみ。其の四 (01/14)
- 小説・おにあざみ。其の五 (01/14)
- 小説・秋の夜話。其の一 (12/13)
- 小説・秋の夜話。其の二 (12/13)
- 小説・秋の夜話。其の三 (12/13)
- 小説・秋の夜話。其の四 (12/13)
- 小説・秋の夜話。其の五 (12/13)
- 小説・秋の夜話。其の六 (12/13)
- 小説・秋の夜話。其の七 (12/13)
- 小説・秋の夜話。其の八 (12/13)
- 小説・秋の夜話。其の九 (12/13)
- 小説・秋の夜話。其の十 (12/13)
- 小説・秋の夜話。其の十一 (12/13)
- 入院顛末記。其の一 (11/16)
- 入院顛末記。其の二 (11/16)
- 入院顛末記。其の三 (11/16)
- 入院顛末記。其の四 (11/16)
- 入院顛末記。其の五 (11/16)
- 入院顛末記。其の六 (11/16)
- 入院顛末記。其の七 (11/16)
- 昭和のメルヘン・ゆびさきの詩(うた)。其の一 (11/10)
- 昭和のメルヘン・ゆびさきの詩(うた)。其のニ (11/10)
- 昭和のメルヘン・ゆびさきの詩(うた)。其の三 (11/10)
- 昭和のメルヘン・ゆびさきの詩(うた)。其の四 (11/10)
- 昭和のメルヘン・ゆびさきの詩(うた)。其の五 (11/10)
- 昭和のメルヘン・ゆびさきの詩(うた)。其の六 (11/10)
カテゴリ
月別アーカイブ
- 2017/12 (1)
- 2015/01 (5)
- 2014/12 (11)
- 2014/11 (28)
- 2014/09 (10)
- 2014/06 (7)
- 2014/01 (1)
- 2013/07 (5)
- 2013/05 (14)
- 2013/03 (4)
- 2012/12 (9)
- 2012/11 (5)
- 2012/10 (312)
- 2012/09 (42)
- 2012/08 (95)
- 2012/06 (6)
- 2012/04 (5)
- 2012/03 (11)
- 2012/02 (21)
- 2012/01 (33)
- 2011/12 (7)
- 2011/10 (6)
- 2011/09 (4)
- 2011/08 (5)
- 2011/07 (13)
- 2011/05 (44)
- 2011/04 (125)
- 2011/03 (55)
- 2011/02 (12)
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード