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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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妻の浮気から夫婦交換へ。其の六

◇不倫相手の男へ急接近
熟女専科67
天井裏から夜の街へ出たが、やはりホテルへ直行する気にはなれず、その時、
まだ行った事の無い隣の街のソープランドを思い出し、タクシーに乗った。

対応に出て来た娘は思ったより若く、まあまあの美人だった。
薄い着衣を脱ぎ始めたソープ嬢を湯船から眺めていて気づいた。
写真で見た男の妻に顔立ちが似ている。
私は復習に似た気持になり、思わず顔がほころんだ。

ソープ嬢の口にまだ柔らかいペニスが咥えられると、急速に血流が充満していった。
そして、ソープ嬢の陰門に硬直しているペニスを突っ込みながら、あの男の妻を思った。

翌朝ホテルを出て駅のコインロッカーに荷物を預けると、タクシーを使って興信所の
報告に書いてあった男の家へ向かった。男の家は市の境にあった。
新興住宅街の瀟洒な家でガレージにはシルバーのベンツがあった。

男はまだ妻と抱き合っているだろう。淫らな妄想が一瞬脳裏を掠めた時、
裏の庭先に人影が動いた。男の妻が洗濯物を干しに出ていた。
散歩するふりでゆっくり歩き女を観察した。写真とは随分違って見えたが、
普段着で化粧気も薄いせいだろう。しかし十分に美人の範疇に入るだろうと思えた。

昼過ぎに男の会社へ行ってみた。中小企業が集まっている団地の中にあり、
精密機械を扱っている商社であることは、事前に調べて判っていた。
自分が勤める地方銀行の支店と取引している事も判っていたから、
当然営業規模や内容もすべて調べ上げていた。事業実績は順調で、
銀行もかなりな額を融資している。ただ、最近別な事業にも手を広げる計画があるらしく、
再融資の相談が支店にあることも判った。ここから男との接点を探ろうと計画を練っていた。

夕方近く、事前にデパートの催事の際に買って置いた北海道の民芸品を土産に帰った。
妻は激しい情事の後のやつれ顔を濃い化粧で誤魔化していたが気づかぬふりをした。
その夜はむろん、私の求めを妻は拒んだ。

その週末私は妻の不倫相手の会社を訪ね、受付の女子社員に社長との面会を申し込んだ。
二階にある感じの良い応接室に通される。暫く待つうち入口から男が現れた。
天井の覗き穴から何度も男を見ているし、盗み撮った妻とのからみ写真で、
男の顔は目に焼き付いていたが、間近に見るのは初めてである。
渋い高級そうなスーツで身を包み、感じの良い紳士であった。

 
平山薫
「初めまして」と私は名刺を渡す。男も自分の名刺を差し出しながら、怪訝そうにこちらを窺う。
取引先の銀行とは言いながら、支店扱いに本店調査部の私が訪れたのだから驚いたろう。
「どのようなご用件で・・・」と切り出してきた。暫く男の顔を見つめ、
「妻がお世話になっております」とゆっくり告げた。
男は私の顔と名刺を交互にせわしなく見ながら、少し間を置いてからギクッと私を見据えた。

私は「妻のことで少しご相談を・・・」とにこやかに話し掛ける。
男の顔色が見る見る青ざめて行くのが判った。
その時、女子社員がお茶を運んで来たので暫く沈黙が続く。

二人きりに成ると私は手提カバンの中から茶封筒を取り出してテーブルの上に置いた。
ゆっくりと写真を取り出す。興信所の尾行写真である。男の目が写真に吸い付いた。
「勝手に調べさせて頂きましたよ」
と私が言っても、男は体を硬直させたまま微動だにしない。
「そんなに緊張なさらないで下さい。決して悪い話ではありませから」
と出されたお茶を啜り、穏やかに話を続けていった。

「私、妻を愛しています・・・そして・・・貴方も好きになってしまいました」
私の話は、男にとって意外な展開だったのだろう、訝しげな表情を顔に浮かべた。
「この件に対して、貴方を責めに来た訳じゃないんです」と私が言うと、
「じゃあ何で?」と言いたげな顔で見た。

「最初は私もびっくりしたし戸惑いました。でも・・・それで妻がとても幸せそうだし、
 明るくなって来たんですよ」
と一方的に喋りだし
「だから、むしろ貴方には感謝しています。今日はお礼にお伺いしたんです」
と皮肉に聞こえるか心配しながら、正直な気持ちを述べた。

「すいません・・・」
男は急にテーブルに両手をつき頭を深々と下げた。
「すいません・・・私も貴方の奥様を・・・その・・・愛しております」
男はどもりながら言葉を切り、肩で大きく息をしてから、
「決して浮ついた気持ちではなく・・・心から・・・」と額に玉の汗を浮かべて言う。
「判っております。これからも妻を宜しくお願いします。
 貴方は良い人みたいだから、どうか妻を可愛がって下さい。ただ、お願いがあるのですがね」 
と私が言った途端に、男は「そら来た」とばかりの表情になった。
sawada2.jpg
「今日、貴方を訪ねた事は妻には内緒にして欲しいのですが・・・
 この歳になって妻と別れる気はさらさらないし、本当に妻を愛してますから、
 そこんとこを貴方に巧くコントロールして欲しいんですよ」
私が一気に言うと、男はほっとした顔になった。それで、
「うちの家内はどうですか?」と意地悪く聞いてみる。

「ハイ、その・・・とても素晴らしい方で・・・」
「貴方の奥様よりですか。この間、お宅でお見かけしたんですよ」
私が言い終わらないうちに、男の顔がこわばった。
「いや、偶然お宅の近くに伺ったもので・・・綺麗な奥様ですね」
私はじわりじわりと自分の計画に男を引きずり込んでいった。
きっかけを付け、男の奥さんを誘惑する・・・男は私のペースに乗って来た。

「そうだ、一度家へいらっしゃいませんか」と男は罪滅ぼしのつもりか私を招待してきた。
「貴方と知り合ったきっかけがないと・・・そうだゴルフで知り合った事にしましょう」
「じゃあ、いっその事、ゴルフでもやりますか」

ゴルフの話がきっかけで、急に部屋の空気が和み、ゴルフ談義に花が咲き、
その週の土曜日ゴルフに行った。
土曜日のゴルフは久しぶりに楽しかった。男のハンディはシングルであったが、
私に対する負い目が有ったのか、スコアーはメロメロで、私が少し勝った。
一日一緒にいて男の性格や態度に好感を持った。
妻が夢中になるのも無理はないと思った。

家に帰り、何も知らぬ妻の顔を見ながら飲むビールは美味かった。
その夜、久しぶりに妻を抱いた。豊満な妻の裸身を抱き、硬く勃起している
ペニスを抜き差ししながら、男の奥さんを思い浮かべ、したたかに精を放った。
  1. 夫婦交換
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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