妻の浮気から夫婦交換へ。其の十三
◇目の前で妻の性器に男が!
「今度の土曜日、お客様を招待するから何か仕度をしてくれ。
ほら、ゴルフ場で知り合った人だよ」と私は妻に告げた。
弘子と話し合い、彼と妻との仲を許す代わりに、私と弘子との仲も黙認させようとの結論を得た。
ただし当分は妻には内緒にしておく事にした。弘子は少し渋ったが、それしか二人の仲を
深める良い方法が無いと説得し、その第一段階として彼を家へ招待したのだ。
土曜日が来た。其の日妻は朝から落着かない。夕方、手土産を携えて彼がやって来た。
私の前で妻は初対面のふりをしていたが、どこかぎごちなかった。
夕食を終え、応接間に移動して水割りを飲みながらゴルフ談義に花を咲かせていると、
後片付けを終えた妻も仲間に加わり、あまり飲めない酒に付き合った。
妻を促して彼の隣に座らせ接待させる。
アルコールの酔いが回るにつれ、彼は私の目を盗んでは、時々妻の身体に触れている。
妻も陽気に振舞い、笑い転げては彼の身体に触れていた。
「奥様は本当に素晴らしい方ですね」「まあ、お世辞がお上手」などと、
二人は下手な芝居を続けている。
「もっと早く、奥様と知り合えていれば良かった」などと、彼は酔った勢いで、
冗談めかして本音を口にした。どこまでエスカレートするつもりか・・・
私は酔ったふりをしてカーペットの上で横になり、目をつむり居眠りをする。
そして、薄目を開けて二人を見ると、手を握りまさぐり合っている。
少しいびきをかいて寝たふりをしてみた。
暫くすると静かになり、ガサゴソと布擦れの音がしだした。彼が接吻を求めるが、
妻は「ダメよ」と押し殺した声で懸命に抗っていた。
再び二人の会話が始まった。
取り留めの無い話題で、内心では激しく身体を求め合っているのが判る。
彼の手が妻のスカートの中に入り込んだ。両膝は閉じているが、彼の手はパンティに
覆われた股間に届いているのだろう、妻はしきりに前を押さえて抵抗していた。
「ダメよ・・・」妻はかすれ声で囁いたが、膝がゆるみ両膝を少し開いて、
彼の手を受け入れてしまった。
テーブルの下から二人の下半身が丸見えである。私が嘘いびきを大きくすると、
彼の指が妻の白いショーツの中に入り込み、中心でモゾモゾと動いている。
「ハァァ」と妻の口から小さい溜息がこぼれた。妻の両膝は次第に大きく開いていく。
彼の指が敏感な突起に触れるらしく、妻は其の度に「アン、あああ」と喘ぎ声をこぼし
腰を揺らし、そして「ダメ、いや・・・」と不安の声を上げた。
私が「ウッウウーン」と今目覚めたふりをしてカーペットの上で伸びをすると、
慌てて彼の手が引っ込み、妻が膝を閉じた。
「ねぇ、あなた、お休みになったら」
優しい声の裏に、私を二階の寝室へ追いやる心を読み取ったのは私の邪推か。
「どうぞ、私はおいとまいたしますので」と彼が言う。私は慌てて、
「いや、もう少し居てやって下さい。ほら、自慢のデザートをお出ししたら」と言い、
妻が台所へ取りに行っている隙に「じゃあ、よろしく」と彼に目で合図を送って
寝室へ向かった。寝たふりをするから後はよろしくやって下さいと言う合図だ。
二十分程してそっと起き上がり、足音を忍ばせて応接間に近づく。
「ウッ、あああん」と静かな室内から時々小さな喘ぎ声が零れている。
ドアを少し開くとソファに座った妻のスカートの中に、頭を入れている彼の後姿が見えた。
妻は目を閉じて口を開き、天井に顔を向けて喘いでいる。
スカートの中で頭がモゾモゾと動く度に妻の腰が揺れる。
隣の納戸に忍び込み、仕掛けてある隠し窓から覗いてみるが、
ソファの背が邪魔をして二人の姿全体が見えない。其の内本当に眠くなって寝室へ戻った。
どれくらい眠ったろうか。ふと目覚めると隣のベッドに妻の姿が無い。
枕元の時計を見ると夜中の二時を過ぎている。廊下に出てみた。
応接間のドアを少し開くと、妻がカーペットの上で、うつ伏していた。
「どうしたんだ?」
私の声掛けに、振り向いた妻は泣きはらした顔をしている。
「あなた、ごめんなさい」と言い、わっと泣き出した。
「あの人から聞いたの・・・全部・・・あなた、ごめんなさい」「何を?」
「あの人と私とのこと、あなた知っていたなんて・・・」
「知ってたが、でも怒っていないよ」「どうしてなの?」
「それはね、おまえを愛しているからだよ」「でも・・・本当に許して下さるの?」
「ああ、もちろんだ」「あなた・・・」
妻は泣きながら私にすがり付いて来た。
「今度の土曜日、お客様を招待するから何か仕度をしてくれ。
ほら、ゴルフ場で知り合った人だよ」と私は妻に告げた。
弘子と話し合い、彼と妻との仲を許す代わりに、私と弘子との仲も黙認させようとの結論を得た。
ただし当分は妻には内緒にしておく事にした。弘子は少し渋ったが、それしか二人の仲を
深める良い方法が無いと説得し、その第一段階として彼を家へ招待したのだ。
土曜日が来た。其の日妻は朝から落着かない。夕方、手土産を携えて彼がやって来た。
私の前で妻は初対面のふりをしていたが、どこかぎごちなかった。
夕食を終え、応接間に移動して水割りを飲みながらゴルフ談義に花を咲かせていると、
後片付けを終えた妻も仲間に加わり、あまり飲めない酒に付き合った。
妻を促して彼の隣に座らせ接待させる。
アルコールの酔いが回るにつれ、彼は私の目を盗んでは、時々妻の身体に触れている。
妻も陽気に振舞い、笑い転げては彼の身体に触れていた。
「奥様は本当に素晴らしい方ですね」「まあ、お世辞がお上手」などと、
二人は下手な芝居を続けている。
「もっと早く、奥様と知り合えていれば良かった」などと、彼は酔った勢いで、
冗談めかして本音を口にした。どこまでエスカレートするつもりか・・・
私は酔ったふりをしてカーペットの上で横になり、目をつむり居眠りをする。
そして、薄目を開けて二人を見ると、手を握りまさぐり合っている。
少しいびきをかいて寝たふりをしてみた。
暫くすると静かになり、ガサゴソと布擦れの音がしだした。彼が接吻を求めるが、
妻は「ダメよ」と押し殺した声で懸命に抗っていた。
再び二人の会話が始まった。
取り留めの無い話題で、内心では激しく身体を求め合っているのが判る。
彼の手が妻のスカートの中に入り込んだ。両膝は閉じているが、彼の手はパンティに
覆われた股間に届いているのだろう、妻はしきりに前を押さえて抵抗していた。
「ダメよ・・・」妻はかすれ声で囁いたが、膝がゆるみ両膝を少し開いて、
彼の手を受け入れてしまった。
テーブルの下から二人の下半身が丸見えである。私が嘘いびきを大きくすると、
彼の指が妻の白いショーツの中に入り込み、中心でモゾモゾと動いている。
「ハァァ」と妻の口から小さい溜息がこぼれた。妻の両膝は次第に大きく開いていく。
彼の指が敏感な突起に触れるらしく、妻は其の度に「アン、あああ」と喘ぎ声をこぼし
腰を揺らし、そして「ダメ、いや・・・」と不安の声を上げた。
私が「ウッウウーン」と今目覚めたふりをしてカーペットの上で伸びをすると、
慌てて彼の手が引っ込み、妻が膝を閉じた。
「ねぇ、あなた、お休みになったら」
優しい声の裏に、私を二階の寝室へ追いやる心を読み取ったのは私の邪推か。
「どうぞ、私はおいとまいたしますので」と彼が言う。私は慌てて、
「いや、もう少し居てやって下さい。ほら、自慢のデザートをお出ししたら」と言い、
妻が台所へ取りに行っている隙に「じゃあ、よろしく」と彼に目で合図を送って
寝室へ向かった。寝たふりをするから後はよろしくやって下さいと言う合図だ。
二十分程してそっと起き上がり、足音を忍ばせて応接間に近づく。
「ウッ、あああん」と静かな室内から時々小さな喘ぎ声が零れている。
ドアを少し開くとソファに座った妻のスカートの中に、頭を入れている彼の後姿が見えた。
妻は目を閉じて口を開き、天井に顔を向けて喘いでいる。
スカートの中で頭がモゾモゾと動く度に妻の腰が揺れる。
隣の納戸に忍び込み、仕掛けてある隠し窓から覗いてみるが、
ソファの背が邪魔をして二人の姿全体が見えない。其の内本当に眠くなって寝室へ戻った。
どれくらい眠ったろうか。ふと目覚めると隣のベッドに妻の姿が無い。
枕元の時計を見ると夜中の二時を過ぎている。廊下に出てみた。
応接間のドアを少し開くと、妻がカーペットの上で、うつ伏していた。
「どうしたんだ?」
私の声掛けに、振り向いた妻は泣きはらした顔をしている。
「あなた、ごめんなさい」と言い、わっと泣き出した。
「あの人から聞いたの・・・全部・・・あなた、ごめんなさい」「何を?」
「あの人と私とのこと、あなた知っていたなんて・・・」
「知ってたが、でも怒っていないよ」「どうしてなの?」
「それはね、おまえを愛しているからだよ」「でも・・・本当に許して下さるの?」
「ああ、もちろんだ」「あなた・・・」
妻は泣きながら私にすがり付いて来た。
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プロフィール
Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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