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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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戦後を生きた姉と弟。其の九

◇奈落の底で得た姉の愛
戦後を生きた姉と弟21
バブル絶頂期。五反田の某薬品会社の役員をしていた頃、
本業はそっちのけで株売買の担当みたいな裏の仕事をやっていた。
根っからの博打好きの性格が幸いしたのか、墓穴を掘ったのかはさて置き、
とにかく儲けに儲けた。週が明ければ2億の譲渡益が転がり込むなんて事は
当たり前だった。とにかく世間全体が浮き足立っていた。

今更バブル経済の問題点を書く必要もあるまい。とにかくバブルの先頭きって
いたような男だから、破滅も転がり始めると早い早い・・・・嗚呼!
まず会社で売買していた株の暴落。損失額は30億近くもあった。

弱り目にたたり目。不正流用していた金がばれてしまい、
おまけに愛想を尽かした女房が娘を連れて実家へ逃げ帰る始末。
手元に残ったのは建設中の売れないマンション、売れない土地、
そして借金だけであった。

「あんたなんか度量が小さいんだからさ、
 初めっから大きな金は動かせない男だなって、見抜いていたわよ」
途方に呉れているとき、こんな病人の杖を払い取るような
事を言って呉れたのが姉の貞子だった。

貞子とは建設会社の会長の妾に成った時から男と女の関係は切れていた。
貞子は頭のいい女だった戦前の女学校を出て教師になるのが夢だったと
言う程だったから、戦争がなければその夢も実現していたかもしれない。

吉野町の貞子のマンションは天麩羅屋の女将と不動産屋の女社長を兼ねる
凄腕の女の住まいとは思えないほどのつつましさである。
しかしこれもまた貞子らしいといえばその通りだ。

男を含め、生活には余分な贅沢はしない、洗いざらした足袋のようなきりっとした
性格で、気っ風の良さも兼ね備えた貞子は男を養って行く事に悦びを感じるらしい。
戦後のバック生活も姉が居たから出来た事で、こんな姉をを持った私は幸せだ。

私の再出発は彼女が借金の抵当に押さえてあった、
小さな印刷屋を任してもらえる事になった。会社とまではいかないが、
名刺やチラシの注文で、なんとか三人の従業員と雇われ社長が
食べていけるにはそこそこであった。
 
戦後を生きた姉と弟22
「貞子、あんたのここ、40女にだって負けるもんかよ」
添い寝して、うつ伏せに成った布団の上、そろそろ炬燵も片付けねばと思う晩春の
宵闇である。
「ちょいと、止めてよ」まんざらでもない尻のふりよう。
ぽったりしたその肉のつまみ、撫でさすり、谷間に指を差し入れた。
湯上りの蕾の乾き具合がまた楽しい。そのまま谷間をするするとなぞりこみ、
女の割れ目を摘みながら、ビールのコップを取り上げる。

「ああ・・・またあ!」
「またってこたないだろ、ほらやってくれよ・・・」
元パンパンの60女の口は、もう男のチンポのすべてを知り尽くしたってな
舐めようである。チンポを頬ばり、ほつれ髪まで、一筋二筋一緒に咥え込み、
鼻から切ない喘ぎ声まじりの吐息を漏らすその横顔。女はこうでなくちゃいけねえや。

「こいよ、さあ、なめっこしようぜ」
明かりは枕元にある。少し嫌がるやつを無理に69に固める。
太ももを抱え、浴衣をかぶった獅子舞の形。その浴衣を透かしてランプの光が
ぼんやりと顔の真上の割れ目を照らす。尻を撫で回しつつ、
おもむろに陰唇の奥へ、尖らせた口唇を押し込む快感。いいんだなぁ、これが。

「んんっ、ウフン・・・」
しゃぶった口の中で悶え声の貞子。あんまり感じ過ぎたのか、こっちのカリを少しばかり
噛みやがった。後で見ると少し赤い歯形がついていた。
「あんた、今夜は上でさせて」
「なんだよう、お前は嫌いなんだろう?茶臼がよぅ」
「いいの、今夜はしたいの」
女は幾つに成ろうとも可愛くいたい生き物なのだろう。媚び、甘え、ねだり、
しなをこしらえる。死んだ会長にもさせなかったという茶臼も、血の繋がった
弟なら良いと言うのだろうか。バラック生活を思い出す。

「じっとしてて・・・好きにさせて」
大の字になった股間へ、まるで用足しのようにしゃがむ貞子。
浴衣の端をちょいとつまみ、割れ目から捲れた陰唇を眺める。
「恥ずかしいから離して」
「いいって、ほら、つまんで入れなよ」
「あ、這入った」
「ゆつくり入れてみろ、穴浮かせてさ」
「こ、こう?」
  1. 姉弟相姦
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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