戦後を生きた姉と弟。其の十
◇布団を汚さないで
つまんだ亀頭が膣に咥えられる。
ゆっくり、ゆっくりと埋まってきて、カリの辺りまで熱くなる。
「ははぁ・・・」ため息とも、喘ぎ声とも取れる切ない鼻息である。
「なんか・・・何時も寄り深いわ」
「ああっ、いい・・・いいわ」
腹に両手をあてがい、腰で8の字を書いて悶える貞子、
「いいかい?そんなに、いいか?」
ツルッと亀頭が抜ける。愛液にまみれたそれをすぐに握り締め、
慌てて膣にねじ入れる貞子。
「ああ、いくぅ、いくぅ・・・ああっ」
「まだだよ。もっとゆっくり動きなよ」
「だって・・・」
はだけた浴衣から乳房がこぼれる。何時もは着物できつく押さえ付けてはいるが、
こっちの両手にさえ余るほどのおっぱい。下から持ち上げるようにして、
重さを確かめるのも楽しい。子供に乳首を吸わせたことがないので弛みもなく
綺麗な色を残している。
「ああ、あんたぁ、いい・・・いいわぁ」
「いいか、何もしなからな、お前が確り動けよ」
「あいよ・・・」
私の両手を掴み、突いていた膝を上げておしっこのポーズこうすると繋がっている
局部がはっきりと眺められる。すでに陰嚢は愛液でベトベトだ。
「駄目ぇ、そろそろ、いく、いくよう」
「バカ、こっちはまだだよ」
「お願いだよ、いかせて、いかせておくれよ!」
ククッと快感の波に襲われる。幾つに成ってもこの瞬間はたまらないもので、
白濁の液体がドクドクッと貞子の膣の中を洗う。
「ああっ」
「出ちまったよ」
「いいのよ、よかったわ、ほとんど一緒よ、ああ、よかった・・・」
仰向けもまたいいもの。睾丸から突き上げる射精の瞬間が、
俯いてする時よりも気持ちよく感じたりする。
「ああ、よかったわ・・・動かないで」
「なんだい?」
「お布団、絶対に汚さないでね」
貞子が抱きつき、身を任せながらも、枕もとのティッシュに手を伸ばす。
布団にシミが出来るのを嫌がるのだ。こんな事も戦後の、バラック小屋で
初めて私を抱いて呉れた時の仕草と全く変わって居なかった。
ここまで告白ってものを書いてみて、ふと後ろめたい気持ちになった。
私という男は、どうして女房について、少しくらいは思い出さなかったのか。
あれだけ長く連れ添った女との性を、さっぱり忘却して、貞子との過去と再会の
事だけを書き続けてしまった。
「あんたって人はねぇ、情なしなんだよ、本当はね」
貞子に言われるまでもなくそう思うよ。第一、娘を捨てた罪は大きな罪だよ。
人間と父親、両方失格だと思う。しかし、しかしだ。
悪い父親だが楽しい人生だったと思う。学校へろくに行かず姉の為等と言いながら、
ポン引きに精を出していた中学時代。
之も姉のお陰で当時としては珍しい、高校へ進学させて貰い、働きながらも大学まで
行かせて貰った青春時代。
そしてバブルの恩恵を一身に受けて年若い愛人を囲い、銭と女に塗れていた十数年。
そして奈落の底も経験した。
女房と娘には桜木町の家と貯金のすべてを渡した。貯金だけでも娘を私大に
通わせて遣れる金額の筈だった。だからといって父親として胸を張る了見は
これっぽっちもないが。
「お前さんにはわからんよ。子供を捨てた親の気持ちなんてな・・・」
子供のように乳首をまさぐる。貞子の乳房はまるで化け物みたいに未だ張りを
うしなっていない。陰毛はすでに真っ白なのにである。
「そりゃあ、私はまったく腹を痛めたことがないからね」
「そう言うじゃなくってさ」
「じゃあどういうのさ」
「悪かったよ」
いったい何が言いたかったんだろう。きっと酒に酔ったんだと思う。ひどく酔って、
それでなんとなく娘のことを思い出しちゃったんだな、きっと・・・
「元気だしなって」
80女の乳首を吸ってみる。乳は出るわけがない。
それでもいい、夢中になって吸って見る。
「おお、いい子だ、いい子だよ」なんだか切ない、そして悲しい。
「やってみるかい」
「貞子、つかれてるんだろう?」
「バカ、せっかくその気になってきたのに、焦らすんじゃないよ。
アンタの悪い癖だよ」
80を過ぎ潤いの少なくなった貞子の割れ目に滑りやすく為にローションを塗りつける。
テレビを消し、ウイスキーのグラスやボトルのある盆を向こうへおしやり、きつく抱き合う二人。
「ふうっ、女が欲しいってときにはするもんだ。あんたまだ若いんだからね」
「へっ、俺、若いかねぇ、もう70になるぜ」
「ああ、若いよ、まだまだ・・・」
貞子の手がチンポをまさぐる・・・。ああ、極楽極楽!
END
つまんだ亀頭が膣に咥えられる。
ゆっくり、ゆっくりと埋まってきて、カリの辺りまで熱くなる。
「ははぁ・・・」ため息とも、喘ぎ声とも取れる切ない鼻息である。
「なんか・・・何時も寄り深いわ」
「ああっ、いい・・・いいわ」
腹に両手をあてがい、腰で8の字を書いて悶える貞子、
「いいかい?そんなに、いいか?」
ツルッと亀頭が抜ける。愛液にまみれたそれをすぐに握り締め、
慌てて膣にねじ入れる貞子。
「ああ、いくぅ、いくぅ・・・ああっ」
「まだだよ。もっとゆっくり動きなよ」
「だって・・・」
はだけた浴衣から乳房がこぼれる。何時もは着物できつく押さえ付けてはいるが、
こっちの両手にさえ余るほどのおっぱい。下から持ち上げるようにして、
重さを確かめるのも楽しい。子供に乳首を吸わせたことがないので弛みもなく
綺麗な色を残している。
「ああ、あんたぁ、いい・・・いいわぁ」
「いいか、何もしなからな、お前が確り動けよ」
「あいよ・・・」
私の両手を掴み、突いていた膝を上げておしっこのポーズこうすると繋がっている
局部がはっきりと眺められる。すでに陰嚢は愛液でベトベトだ。
「駄目ぇ、そろそろ、いく、いくよう」
「バカ、こっちはまだだよ」
「お願いだよ、いかせて、いかせておくれよ!」
ククッと快感の波に襲われる。幾つに成ってもこの瞬間はたまらないもので、
白濁の液体がドクドクッと貞子の膣の中を洗う。
「ああっ」
「出ちまったよ」
「いいのよ、よかったわ、ほとんど一緒よ、ああ、よかった・・・」
仰向けもまたいいもの。睾丸から突き上げる射精の瞬間が、
俯いてする時よりも気持ちよく感じたりする。
「ああ、よかったわ・・・動かないで」
「なんだい?」
「お布団、絶対に汚さないでね」
貞子が抱きつき、身を任せながらも、枕もとのティッシュに手を伸ばす。
布団にシミが出来るのを嫌がるのだ。こんな事も戦後の、バラック小屋で
初めて私を抱いて呉れた時の仕草と全く変わって居なかった。
ここまで告白ってものを書いてみて、ふと後ろめたい気持ちになった。
私という男は、どうして女房について、少しくらいは思い出さなかったのか。
あれだけ長く連れ添った女との性を、さっぱり忘却して、貞子との過去と再会の
事だけを書き続けてしまった。
「あんたって人はねぇ、情なしなんだよ、本当はね」
貞子に言われるまでもなくそう思うよ。第一、娘を捨てた罪は大きな罪だよ。
人間と父親、両方失格だと思う。しかし、しかしだ。
悪い父親だが楽しい人生だったと思う。学校へろくに行かず姉の為等と言いながら、
ポン引きに精を出していた中学時代。
之も姉のお陰で当時としては珍しい、高校へ進学させて貰い、働きながらも大学まで
行かせて貰った青春時代。
そしてバブルの恩恵を一身に受けて年若い愛人を囲い、銭と女に塗れていた十数年。
そして奈落の底も経験した。
女房と娘には桜木町の家と貯金のすべてを渡した。貯金だけでも娘を私大に
通わせて遣れる金額の筈だった。だからといって父親として胸を張る了見は
これっぽっちもないが。
「お前さんにはわからんよ。子供を捨てた親の気持ちなんてな・・・」
子供のように乳首をまさぐる。貞子の乳房はまるで化け物みたいに未だ張りを
うしなっていない。陰毛はすでに真っ白なのにである。
「そりゃあ、私はまったく腹を痛めたことがないからね」
「そう言うじゃなくってさ」
「じゃあどういうのさ」
「悪かったよ」
いったい何が言いたかったんだろう。きっと酒に酔ったんだと思う。ひどく酔って、
それでなんとなく娘のことを思い出しちゃったんだな、きっと・・・
「元気だしなって」
80女の乳首を吸ってみる。乳は出るわけがない。
それでもいい、夢中になって吸って見る。
「おお、いい子だ、いい子だよ」なんだか切ない、そして悲しい。
「やってみるかい」
「貞子、つかれてるんだろう?」
「バカ、せっかくその気になってきたのに、焦らすんじゃないよ。
アンタの悪い癖だよ」
80を過ぎ潤いの少なくなった貞子の割れ目に滑りやすく為にローションを塗りつける。
テレビを消し、ウイスキーのグラスやボトルのある盆を向こうへおしやり、きつく抱き合う二人。
「ふうっ、女が欲しいってときにはするもんだ。あんたまだ若いんだからね」
「へっ、俺、若いかねぇ、もう70になるぜ」
「ああ、若いよ、まだまだ・・・」
貞子の手がチンポをまさぐる・・・。ああ、極楽極楽!
END
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プロフィール
Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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