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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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女の性と飢餓。其の二

◇戦後の男ひでり◇
女の性と飢餓04
しばらくは、そんな毎日が続いた。
「ここは、空襲が無いだけマシね」
叔母はそんな風に言っていた。夜中になると真っ暗な中で梟が鳴き、
冷たい川の水で顔を洗わなければ成らなかったけれど、
真夜中に叩き起こされて防空頭巾を被せられ、
防空壕へ逃げなければ成らぬと言う生活からは、
まるで無縁であったのだ。

そんなある日、私は夜中にふと目をさました。
横に寝ている叔母の体が小刻みに動いている。
「ねぇ、何してるの・・・どうしたの?」
私が声をだして訊ねると、叔母の体の動きが止まった。
「ううん、別に・・・。大丈夫よ、眠りなさい」

背中を向けている叔母に、後ろからしがみつき、その乳房を揉んで、
私は眠ってしまったが、後年になってこの時の事を思い出すと、
ちょつと悲しくなってくる。叔母は自慰をしていたのであろう。
朝早くに目を覚ますと、先を丸く削った大根が落ちていた。
叔母はそれを自分の中に入れ、一人で女の体の寂しさを
紛らわせていたらしいのである。

其の当時、叔母に男性経験が有ったのかどうかは分からない。
しかし、叔母の性器が、すでに太い大根を迎え入れる状態に
なっていた事だけは確かだったようだ。
ひょっとすると叔母は、自分自身の手で処女膜を破ったのかもしれない。

いずれにしても太い大根は、途中で何ヶ所も陰肉の圧力で締め付けられたらしい
跡が残ってへこんでいた。水気が少し失せ、締め付けられて折れ、
或いはひび割れた様な状態になっていた。
「なんだァ、この大根・・・」私がそう言って大根をつまみ上げると、
眼を覚ました叔母が大慌てでそれを取り上げ、
「いやねぇ、ネズミがひいてきたんだわ」
と、二つに折って台所の隅に投げ捨てたのを憶えている。

 
女の性と飢餓05
婚期の遅れた叔母は、
第二次大戦が始まって、もう結婚どころではなくなってしまったのである。
商社の事務員と言う当時としてはハイカラな職業婦人でありながら、
外見の威勢の良さとは裏側に、叔母の体は、欲求不満に苦しめられていたのである。
そのとき以降、私は度々夜中に泣きながら自分の内股をまさぐっている叔母の姿を、
半分寝惚けながら眼にした覚えがある。

疎開したまま、私が中学校へ入った年、叔父さんが戦死した知らせが届いた。
正直なところ、呉れの軍港でジフテリアに感染して入院。敵軍に一発の弾も
撃たれずに死んだと言うのであるから、戦死と言うには余り格好の好い物ではなかった。
しかし、姉の私の母を失い、弟の叔父を失って、叔母は半狂乱になっていた。

私の前で、其れまでに見せた事の無い泣き顔を見せた。
親戚の人達に慰められながら嗚咽し続けていた。

私は子供だったせいか、それほど悲しくはなかった。
それどころか、通夜で初めて口にした豆腐の白和えの美味しさに感激していた。
なにしろ豆腐は、豆腐屋へ大豆を持って行って、大豆をセイロで蒸すところから
やって貰わねばならぬ貴重品だったので、記憶にある限り、豆腐の白和えなど、
生まれて初めて食す代物だったのである。そのせいか私はご機嫌であった。

葬儀は禅宗であった。禅宗は鳴り物入りである。行列の一番前の坊さんが
「チン」と鐘を鳴らすと、次の坊さんが「ドン」と太鼓を打つ。
すると次の坊さんが「ジャラン」と、シンバルを打ち鳴らす。その次に私が並んで、
叔父さんの遺影を持って歩く。ずっと後ろに座棺を担いだ村人が続くのだ。

そんな鳴り物入りの葬儀が終わった夜。
叔母が私に、泣きながらしがみついてきたのである。

それまではしがみつくのは何時も私の方であった。
私は何かと言うと叔母にしがみつき、しがみついてはその、
母親とは違う女の匂いに痺れていたものである。しかしその夜は、
叔母の方が喪服も脱がずに私にしがみついて来たのであった。
画像 2021
「マァちゃん!」
そう叫んで叔母は私にしがみつき、声を上げて泣きじゃくった。
あの時の叔母は、きっと悲しみに錯乱していたのだろうと思う。
私と叔父との区別もつかなくなっていたのに違いない。
(叔父の名は雅之と言い、私は雅義なので叔母は日頃から
 二人を同じようにマァちゃんと呼んでいた)

「マァちゃん、マァちゃん、マァちゃん!」
そう叫んで、叔母は私を抱きしめ私の顔を舐めまくった。
其のとき初めて私は、叔母のムンムンするような女の匂いを感じた。
私のペニスが勃起し、いつの間にかそれが叔母の手の中で揉まれていた。

気がつくと私はズボンを脱がされ、パンツ越しにペニスを叔母の手で掴まれていた。
ペニスは股間を疼かせながら、パンツの中で硬直して、大きく膨れ上がっていた。
叔母の手で揉まれて、それは一層大きくなり、硬くなって、我ながら気持ちいいという
感情に初めて襲われた。叔母の手が、激しく動いて揉み続けた。

「なんで死んじゃったのよォ」
涙でベトベトの叔母の顔が、私の胸に降り、腹に降り、ペニスに降りた。
パンツを脱がされ、飛び出したペニスが叔母の口の中に入っていた。

ペニスが、叔母の口の中で、ホオズキのようにクチュクチュとしゃぶられた。
ピンピン跳ね回るペニスの根元を片手の指で摘む様に押さえ、
叔母は狂った様にペニス全体を舐めまくった。

ペニスはベトベトになり、叔母のヨダレがタラタラと私の肛門に流れた。
叔母は顔中をそのヨダレで汚しながら、
「マァちゃん、マァちゃん・・・」
と私の名を呼ぶばかりで、柔らかな温かい舌は片時も休まずに
私のペニスを舐め続けていた。
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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