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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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・利尻の淫乱女の半生。其の五

◇母親の痴態
利尻の女05-1
花札博打に限らず、勝負事というものは相手のある事ですから何時も必ず勝つとは
神様でもない限り無理な事だと思います。父親がわざと花札博打に負けて、
母親をよその男に抱かせては自分の楽しんでいるのだと分かりましたが、
だからと言って何時も、父親の思う様に都合よく、事が運んで居た訳では無さそうでした。
なぜかと言うと、普段は大体半月置きとか一月置きぐらいに、母親は父親に頼まれて
若い衆に抱かれていましたが、時には五日置きとか十日置きとか、
あるいは四、五日続けざまに、毎晩若衆にやらせる事も有ります。

そんな時は、父親の方は芝居する気でわざと負けたのではなく、
本当に勝負に負けたからだと思います。
もっとも四日も五日も続いた時は、私も覚えていますがあれは特別でした。
たしか番屋が岬の先にあって、近くに漁師部落もなく、町へ女を買いに行くにも
船で行かなければちょつと無理だという、ひどく不便な所でしたから、二ヶ月も経つと、
番屋の若い衆は女の肌に飢えて、目をギラギラさせ、隙があれば母親の尻に触ったり、
お乳に触ったり、私にまで抱き付いて来る位でした。

そうして夜に成ると、父親と博打をして勝てば母親とつるめると知っていたからでしょか、
われ先にと争って父親に「こいこい」の博打を挑んだものでした。

父親も真剣でしたが勝負事には「ツキ」も有りますし、第一相手の若い衆達は
死に物狂いでしたから、その気迫に押し捲られたのでしょう。父親は負け続けました。
当然父親が負ければ母親は嫌でも若い衆に遣らせなければなりません。
その時の母親は可哀想でした。あれが本当に「オモチャ」にされると言う事なのでしょう・・・。

私は女の体の因果さも知らされました。好きでもない相手なのですから適当にあしらって
置けば良いのに、上にされたり下にされたり、果ては四つん這いにされたりして、
遣られる度に、母親は気を遣って、最後の晩なぞは腰が抜けたのか死んだ見たいでした。
お陰でその翌日は、自分の体が思うように成らないものですから、
母親は口喧しく何から何まで私をこき使って、私の方も死ぬ思いをさせられました。

それから、こんな事もありました。
その時の母親の相手は、相撲取りみたいな大男の若い衆でした。
やはり父親が博徒に負けたから、遣らせてやって呉と言うと母親は、
「あの男だらオラ困る」と嫌がりました。
「そんでもお父、あの男の道具ア、馬みてえだって話でねえか。
 そんなでっかいのでやられたら、オラ裂けてしまう」
そういえば仲間の若い衆達は、その男のことを陰では「馬の誰それ」と呼んでいました。
私は体が大きいからそういうのだとばかり思っていました。

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利尻の女05-2
母親が渋るのを父親がなんといって口説いたかのか忘れましたが、
ともかくその晩、母親はその大男に抱かれました。
初めは怯えていたのか母親は声を立てませんでしたが、口を吸われたりお乳を
揉まれたりして居る内に調子が出て来て、男のモノを握ったのでしょう。
「でっかい!やっぱし、馬みてえだ!」と、今にも泣き出しそうな声で母親が言いました。

すると男は「心配すんなおッ母ァ、うまく嵌めてやっから」と言って、
布団の中へ潜り込みました。母親の急所を舐め立てているらしく、
じきに音がし出して、ウフンウフンと母親の鼻も鳴り出しました。

「もうええ、ちょっこし嵌めてみてけれ」
母親が催促しました。男は母親を仰向けにして乗りかかりました。
二人でつるもうと一生懸命でしたが、巧くいかないようでした。

母親が苛立って男を脅しました。
「こったらに汁出してるのに、おめえのでっかいから嵌まらねえんだど。どうしてくれるんだ!」
脅されて男は腹を立てたのでしょうか、
「よーしッ!ンだら嵌めてやる!」と言って、布団を跳ね除けて立ち上がりました。

「さア、おッ母ァ立て」「立ったら、なお嵌まらないべ」
「ええから立て!」
小柄な母親が爪先立ちし、男は腰をかがめて口を吸い合いました。
男は大きな鏡餅を二つ合わせた様な母親のお尻に、両手を宛がって、
まるで赤ん坊でも抱き上げるように軽々と持ち上げました。
母親は慌てて両手で男の頸にしがみつき、両足を男の胴に巻きつけました。

男はおっ立ったモノを下から母親の性器に突っ込もうとするのですが、
思うようにいかないようです。母親が片手を二人の腹の間に入れて、
男のモノを握って自分の入口に誘いました。
男が母親の足を持ち上げていた両手をゆるめました。
「ギャーッ!」母親は吼えると、弓なり状態を後ろにそらしました。

「ほーら、嵌まったべ!」男は自慢そうです。
「あ、あ、あーッ!破けるゥ、オラの破けてしまウーッ!」
母親は今にも死にそうです。私は思わず起き上がると、まともに二人を見上げました。
都合よく母親は、私に背中を向けて男にやられていましたから、
私は二人がつるんでいるそこを鼻先に見ることが出来ました。 

世間ではよく、体の大きい男の道具は小さいものだと言いますが、それは嘘だと思います。
私は二、三度やっぱり相撲取りみたいな大男に抱かれた事がありますが、
体が大きいから小さく見えるだけの事で、体に相応しく持ち物は立派なものでした。
特にその時の若い衆は、立派というより恐ろしいくらいなモノで、
私はやっと仲間が「馬」というわけが分かりました。
利尻の女05-3
男が母親の尻を持ち上げる様にして引っこ抜くと、竿の太さはそれ程でもありませんが、
雁首が子供の拳ぐらいにエラの張った、俗に言う「茸マラ」でした。

母親はさぞかし気持ちが悦かったのでしょう。もともと汁気の多い人でしたが、
すぐに寝床の上へ汁をこぼしていました。
それにしても、立ったままでつるむのは誰で経験しているでしょうが、
女の体を持ち上げたり落としたりして、気のいくまであんな格好でやれるのは、
やはり相撲取りのような大男で、力持ちでなければ出来ない芸当です。

恥ずかしい話ですが、見ている私まで夢中になって、自分で自分を弄り回していました。
私が男の千擦りの真似をして、マンズリを覚えたのはその時からでした。

私が両親と番屋暮らしを一緒にしたのは、十三~十八の春までの娘の頃と、
亭主持ちになってからの半年足らずと、約五年ちょつとでしたが、
その間にこうした母親の浅ましい姿は、見飽きるほど見ました。
余り度々なので、それがいつ頃どこの番屋で、どんな男を相手にしていたのか、
今想い出そうとしてもとても一々思いだしょうがありません。

ですが、母親の事となるとまず一番先に、しかも昨日の事のようにはっきりと
想い出せるのは、やっぱり根室の利助さんに抱かれていた母親の姿です。
そんな母親の姿を見るのが最初だったと言う事もあるし、
また一生忘れられない疑念を持たされたと言う事も有るでしょう・・・。

それにもう一つ、それから二日して私に初めて月経があって、
ようやく一人前の女になったのですが、きっとそれも原因して尚更に、
あの晩のことが忘れられないのだと思います。

私は漁師部落に育ってマセていました。ですが体の方は母親に似て小柄で、
その上痩っぽちで、お乳なんか男の子みたいにペッチャンコで、
大事な所も十三になってもまだ毛も生えていませんでした。
先走りする気持に体の方がついていけなかったようです。
それが母親の浅ましい姿を見て、急に体の方も目覚めたのではないかと思います。

月経の後始末は祖母に教えられていましたので、別に慌てもせずに自分で遣りながら、
「ああ、オラもこれで一人前の女になったのだなァ」と、嬉しいような、悲しいような、
とても複雑な気持がしたことも覚えています。
  1. あの日あの頃
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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