山の分教場の女先生。其の一
◇宿直室◇
昭和33年11月の事です。田舎の冬は、駆け足でやって来ます。
私は自衛隊を退職して田舎に帰り、山仕事に就いていました。
馬を使って木材を運搬する仕事です。いわゆる馬車引きです。
何時もは同僚二、三人と仕事をしていますが、その日は私一人でした。
仕事も終わって、日暮れの山道を降りて県道に出てみますと、すっかり暗くなった道路を、
自転車を押して女性が一人歩いております。その人に追いついて声を掛けました。
恩師の奥さんでした。
「どうかしましたか」
「自転車がパンクしちゃつたの」
「馬車で送りますよ、一緒に帰りましょう」
私は自転車を馬車に積み上げて奥さんも一緒に乗せました。
「助かりますわ、暗くなって困っていたのよ」
「先生が亡くなられて、何年ですか。僕が中学二年の時、数学を教わりました」
「もう、一人になって五年になるのよ、今は両親と一緒に住んでいるのよ」
「そうですか、もう五年になりますか、お寂しいことですね」
とお悔やみを言いました。
「奥さん、寒くないですか、これを掛けて下さい」
と言って、防寒コートを掛けてやりました。
「ありがとう」
と寄り添ってきます。体温が、若い私の血を騒がせます。
「奥さんっ」
私はあたりが暗いのを良い事に肩を抱き寄せ唇を重ねました。
奥さんも予期していたかのように舌を絡めて激しく吸い返してきます。
そこで小柄な彼女を膝の上に抱き上げました。
セーターの上から乳房を揉み、片手でスラックスのジッパーを下げて、
パンティに指を滑り込ませます。陰毛の丘を撫ぜて見ますと、じっとりと濡れていました。
先生の奥さんは、興奮と快感からか、体を小刻みに震わせていました。
「アァッ、イィッ」
喘ぎながら私の首に手を廻してしがみ付き、割れ目を押し付けてきました。
指だけで気をやってしまった奥さんを、抱き締めたまま馬車に揺られていました。
「貴方、お上手なのね」奥さんは、顔を上げて、私の唇を求めます。
奥さんの家まで馬車を回して、自転車を降ろしていますと、ご両親が出てこられて、
「娘が御世話に成りました。帰りが遅いので心配して居たところなのです」
と丁重に挨拶をされました。
「松田さん、家に入って一杯やって行きませんか」
と誘われましたが、
「はい、有難う御座います。相方(馬)も疲れていますから、今日は失礼させて頂きます」
とその日は帰りました。
彼女は戦前の代用教員から続けて先生になって、同僚の教師(私の恩師)と結婚、
やがて、死別して、その時は小学校の分教場に勤めていました。
その事があってから、一週間程経った日だったと思いますが、
朝、仕事に出掛ける支度をしていると兄嫁が、
「電話が入ってるよ」と知らせて呉れました。電話に出ると、
「今日、仕事が終わったら分教場に来てくれませんか。待っていますから」
と誘ってきます。
「判りました、相方を家に戻してから、オートバイに乗って行きます。七時頃にはお伺いします」
と答えて電話を切りました。
その日の夜、子供達も用務員も居なくなった淋しい分教場に行きました。
教員室の前に行くと、奥さん先生が出てきて、
「待っていたのよ」と抱き付いてきます。暫く唇を重ねて抱き合っていました。
「今夜、宿直なの、ゆっくりして行ってね」
と私の手を握り、宿直室に連れて行きます。
宿直室は、八畳ほどの畳の部屋です。真ん中に、掘り炬燵があり、
電熱ヒーターが赤く点って居りました。
「お酒のむでしょう。用意して置いたのよ」
二人は炬燵に入って暫くお酒を飲みながら愛撫を続けました。
「あの夜、別れてから、お布団に入って独りで、指でしてみたけれど、
物足りなくて朝まで眠れなかったのよ」と体を預けてきます。
セーターを首まで巻くりあげて引き抜くと、シュミーズから豊かな乳房がこぼれます。
桜んぼのような乳首に唇を被せて吸い立てますと、奥さんは頭を振り立てて悶えます。
「お乳が熱いわぁ、イイッ」と喘ぎ声を出してヨガリます。
スカートのジッパーを下げて、手を股間に入れますと、奥さん先生は起き上がり、
スカートと靴下のガーターを取り、パンティも一緒に脱ぎました。
「灯かりを暗くしてくれる?」
「此の侭がいいですよ。誰も居ないのだから、恥ずかしがる事は無いでしょう。
僕は奥さんを明るい処で良く見たいんです」
と言って漆のように黒光りのする濡れた恥毛を掻き分け、
割れ目を指で押し開き、膨らみ始めたクリトリスを親指の腹で押し揉みしてやりますと、
狂ったように喘ぎ、足を突っ張ります。
「奥さん先日のオナニーの続きを遣って見せてくれませんか」
「あら、いやだわ、恥ずかしいわよ。あの日は月経直前だったのよ。そんな日は
女は誰でも腰の辺りがだるくなって情欲が昂ぶるのよ。
そんな日に貴方に中途半端に弄られて身体が収まりつかなくなってしまったのよ」
「奥さんのオナニーを見たいんです、是非お願いします」
「いやっ、恥ずかしい。人にみせるなんて」
「見せてください。今日の記念に」
「・・・判ったわ、でもお蒲団でなくちゃイヤ」
奥さん先生は押し入れから蒲団を出して敷き。
たわわな乳房の膨らみが官能的な曲線を見せ、露わになった下腹部の茂みから、
女の匂いがムンムンと放たれていました。
「春樹くん、乳を揉んでくださる?その方が感じるから」
奥さん先生(美咲と呼んで呉と言いますのでこれからは美咲さんと書きます)
乳房を掴み揉み上げます。美咲さんは両膝を立てて親指の腹で肉芽を擦りながら、
中指を割れ目へと伸ばし、濡れた瞳を向けて挑発するかのように、
「春樹くん、これからオマンコを弄りますから、よく見てね」
拡げられ、しっとりと潤んでいる粘膜に指をいれました。
「アア熱い。私のオマンコの中、熱いわ」
粘液を潤滑液にし、中指と薬指を入れ、前後に動かします。
「ああ・・・欲しい・・・、自分でするより早く春樹君のチンポが欲しいわ」
クリトリスをさすり、粘液に濡れた肉の中を掻きながら、
教養も知性も有る美咲さんが恥かし気も無く隠語を口にします。
八畳の宿直室は甘酸っぱい美咲さんの体臭と体液の匂いが充満し、
舞台装置は整いました。
昭和33年11月の事です。田舎の冬は、駆け足でやって来ます。
私は自衛隊を退職して田舎に帰り、山仕事に就いていました。
馬を使って木材を運搬する仕事です。いわゆる馬車引きです。
何時もは同僚二、三人と仕事をしていますが、その日は私一人でした。
仕事も終わって、日暮れの山道を降りて県道に出てみますと、すっかり暗くなった道路を、
自転車を押して女性が一人歩いております。その人に追いついて声を掛けました。
恩師の奥さんでした。
「どうかしましたか」
「自転車がパンクしちゃつたの」
「馬車で送りますよ、一緒に帰りましょう」
私は自転車を馬車に積み上げて奥さんも一緒に乗せました。
「助かりますわ、暗くなって困っていたのよ」
「先生が亡くなられて、何年ですか。僕が中学二年の時、数学を教わりました」
「もう、一人になって五年になるのよ、今は両親と一緒に住んでいるのよ」
「そうですか、もう五年になりますか、お寂しいことですね」
とお悔やみを言いました。
「奥さん、寒くないですか、これを掛けて下さい」
と言って、防寒コートを掛けてやりました。
「ありがとう」
と寄り添ってきます。体温が、若い私の血を騒がせます。
「奥さんっ」
私はあたりが暗いのを良い事に肩を抱き寄せ唇を重ねました。
奥さんも予期していたかのように舌を絡めて激しく吸い返してきます。
そこで小柄な彼女を膝の上に抱き上げました。
セーターの上から乳房を揉み、片手でスラックスのジッパーを下げて、
パンティに指を滑り込ませます。陰毛の丘を撫ぜて見ますと、じっとりと濡れていました。
先生の奥さんは、興奮と快感からか、体を小刻みに震わせていました。
「アァッ、イィッ」
喘ぎながら私の首に手を廻してしがみ付き、割れ目を押し付けてきました。
指だけで気をやってしまった奥さんを、抱き締めたまま馬車に揺られていました。
「貴方、お上手なのね」奥さんは、顔を上げて、私の唇を求めます。
奥さんの家まで馬車を回して、自転車を降ろしていますと、ご両親が出てこられて、
「娘が御世話に成りました。帰りが遅いので心配して居たところなのです」
と丁重に挨拶をされました。
「松田さん、家に入って一杯やって行きませんか」
と誘われましたが、
「はい、有難う御座います。相方(馬)も疲れていますから、今日は失礼させて頂きます」
とその日は帰りました。
彼女は戦前の代用教員から続けて先生になって、同僚の教師(私の恩師)と結婚、
やがて、死別して、その時は小学校の分教場に勤めていました。
その事があってから、一週間程経った日だったと思いますが、
朝、仕事に出掛ける支度をしていると兄嫁が、
「電話が入ってるよ」と知らせて呉れました。電話に出ると、
「今日、仕事が終わったら分教場に来てくれませんか。待っていますから」
と誘ってきます。
「判りました、相方を家に戻してから、オートバイに乗って行きます。七時頃にはお伺いします」
と答えて電話を切りました。
その日の夜、子供達も用務員も居なくなった淋しい分教場に行きました。
教員室の前に行くと、奥さん先生が出てきて、
「待っていたのよ」と抱き付いてきます。暫く唇を重ねて抱き合っていました。
「今夜、宿直なの、ゆっくりして行ってね」
と私の手を握り、宿直室に連れて行きます。
宿直室は、八畳ほどの畳の部屋です。真ん中に、掘り炬燵があり、
電熱ヒーターが赤く点って居りました。
「お酒のむでしょう。用意して置いたのよ」
二人は炬燵に入って暫くお酒を飲みながら愛撫を続けました。
「あの夜、別れてから、お布団に入って独りで、指でしてみたけれど、
物足りなくて朝まで眠れなかったのよ」と体を預けてきます。
セーターを首まで巻くりあげて引き抜くと、シュミーズから豊かな乳房がこぼれます。
桜んぼのような乳首に唇を被せて吸い立てますと、奥さんは頭を振り立てて悶えます。
「お乳が熱いわぁ、イイッ」と喘ぎ声を出してヨガリます。
スカートのジッパーを下げて、手を股間に入れますと、奥さん先生は起き上がり、
スカートと靴下のガーターを取り、パンティも一緒に脱ぎました。
「灯かりを暗くしてくれる?」
「此の侭がいいですよ。誰も居ないのだから、恥ずかしがる事は無いでしょう。
僕は奥さんを明るい処で良く見たいんです」
と言って漆のように黒光りのする濡れた恥毛を掻き分け、
割れ目を指で押し開き、膨らみ始めたクリトリスを親指の腹で押し揉みしてやりますと、
狂ったように喘ぎ、足を突っ張ります。
「奥さん先日のオナニーの続きを遣って見せてくれませんか」
「あら、いやだわ、恥ずかしいわよ。あの日は月経直前だったのよ。そんな日は
女は誰でも腰の辺りがだるくなって情欲が昂ぶるのよ。
そんな日に貴方に中途半端に弄られて身体が収まりつかなくなってしまったのよ」
「奥さんのオナニーを見たいんです、是非お願いします」
「いやっ、恥ずかしい。人にみせるなんて」
「見せてください。今日の記念に」
「・・・判ったわ、でもお蒲団でなくちゃイヤ」
奥さん先生は押し入れから蒲団を出して敷き。
たわわな乳房の膨らみが官能的な曲線を見せ、露わになった下腹部の茂みから、
女の匂いがムンムンと放たれていました。
「春樹くん、乳を揉んでくださる?その方が感じるから」
奥さん先生(美咲と呼んで呉と言いますのでこれからは美咲さんと書きます)
乳房を掴み揉み上げます。美咲さんは両膝を立てて親指の腹で肉芽を擦りながら、
中指を割れ目へと伸ばし、濡れた瞳を向けて挑発するかのように、
「春樹くん、これからオマンコを弄りますから、よく見てね」
拡げられ、しっとりと潤んでいる粘膜に指をいれました。
「アア熱い。私のオマンコの中、熱いわ」
粘液を潤滑液にし、中指と薬指を入れ、前後に動かします。
「ああ・・・欲しい・・・、自分でするより早く春樹君のチンポが欲しいわ」
クリトリスをさすり、粘液に濡れた肉の中を掻きながら、
教養も知性も有る美咲さんが恥かし気も無く隠語を口にします。
八畳の宿直室は甘酸っぱい美咲さんの体臭と体液の匂いが充満し、
舞台装置は整いました。
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プロフィール
Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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