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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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セックスレス夫婦の今と昔。其の六

◇舐めてっ、そして嵌めてーっ◇
セックスレス夫婦の今と昔14
「だから、いまのうちに可愛がってやらなきゃいけないんだよ。
 一杯一杯、良い思いさせてやらなきゃならないんだ。
 ああ、だからお願いだよ、もっともっとォ!」

そのときの田代の顔を私は、いまでも思い出す事が出来ます。
驚きと悲哀と慈愛が入り交じった複雑な表情でした。
私が告白したとき、夫ですらそんな情け深い顔はしてくれなかったのに・・・

「ガッテンだよ、任せとけってんだ。オレが、とことん歓ばせてやるさ」
田代は、貪欲に乳房を愛撫しはじめました。
裾野から押し上げ、全体をくまなく揉みこんで、乳首を心ゆくまで吸いたてる・・・。
それはそれは、水も漏らさぬような緻密な愛撫でした。

私は、もう夢見心地でした。夫との殺伐とした営みしか知らない私にとって、
田代の行き届いた愛情深い愛撫は、
まさに青天の霹靂だったと言っても過言ではなかったでしょう。

ワレメから淫水が溢れ返り、そのトロッとした淫水の滴りようといったら、
其れこそダムが決壊したようなありさまでした。子宮から溢れ出た女液が
ワレメを伝って、ドロドロと田代の腹部を濡らしていたのです。

ズキーンズキーンと鋭い快感が、絶えず私を責め苛んでいました。
もはや、乳房への愛撫だけではどうにも収拾のつかない状態です。
「あはーっ、舐めてっ、我慢できないっ、オマンコ一杯舐めてーっ」

もう、見栄も体裁も有りませんでした。私はズルズルとカラダを上へ移動させ、
濡れそぼった下腹部を田代の顔になすりつけていたのです。

「うああああーっ、ひーっ、ご、極楽だよォっ。何て、気持ちいいんだァ!」
硬く尖った舌にクリトリスをキューッと吸いたてられ、
私は旅館中に響きわたるような大声を放っていました。
子宮を直接、手掴みされたような快楽が湧き上がってきたのです。
 
セックスレス夫婦の今と昔15
田代の顔に馬乗りに成って、私はさかんに腰を振りたてました。
クリトリスが彼の鼻先に当たって、何ともいえない心地でした。
快感が、子宮から脳天目掛けて突き上げてくるのです。

「あっ、いいよォ、オマンコが泣いてるよォ。こんなのホントに久し振りだァ!」
乳房を自分で押し揉みながら、私はあからさまに愉悦を叫んでいました。
むっちりと脂の乗ったこの乳房が、もうすぐ片方だけになってしまう・・・そう思うと、
ツーンと愛しさがこみ上げてきました。

四十年間、私と苦楽を共にしてきた愛おしい乳房でした。
ほとんど夫に見返られる事のないまま、左の乳房が手術台の上に消えていくのかと思うと、
ひとりでに涙せずにはいられませんでした。けれど、まだ全てが終わった訳では有りません。
手術までには、まだ間があります。いままで虐げられてきた分を、
私はたっぷり田代で取り戻す積りでした。

『マディソン郡の橋』のように、四日間で一生分の歓びを堪能した人妻だっているのです。
短くも濃縮された官能を、私はこの田代に期待していました。

私は、これでもかと腰を回転させていました。
田代も、下から激しくワレメを吸い上げて来ます。クリトリスがツンと尖り、
研ぎ澄まされたような愉悦が、絶えず子宮から全身に送り込まれ、
まるでカラダじゅうが、甘くトロリとした快感の蜜に漬かっているようでした。

「すごいぜ、女将さん。小便もらしたみてえに、ビチョビチョになってらァ!」
飢えた野良犬さながらに、ガッガッと、田代はワレメにむしゃぶりつき、
それはワレメ全体を食い尽くすかと思うような、貪欲な愛撫でした。
「あああああーっ、も、もう辛抱できないよォ。上から嵌めさせとくれっ・・・」

性感が、沸騰点に達しようとしていました。舌の刺激だけでは、もう猛り狂う情欲を
満たす事は出来ませんでした。私は田代の顔から下りると、
間髪を入れずに、モッコリとて天井に向かってそびえ立つペニスに、
ワレメを滑り込ませたのです。
セックスレス夫婦の今と昔16
そのとたん。子宮が裏返るような衝撃に見舞われました。
田代のペニスは何時も使っている張り形ほどは大きく有りませんでしたが、
オナニーでは得られない何十倍もの快感を私に与えて呉れました。
血肉の通ったペニスの感覚は、感覚は、やはり格別です。
女にとっては得も言われぬものでした。

ゴツゴツしたペニスに打たれ、私は最高の官能を味わっていたのです。
田代のペニスには、コブの様なものが幾つか有りました。
その突起が出し入れするたびに私の膣襞を擦って、粘膜が捲れたり、
入り込んだりして肉襞を刺激する感覚が、何とも言えません。
女にとってこれ以上望むのは無理と言うくらい、
異常な愉悦を生み出してくれたのです。

私は頭を真っ白にして、田代の上で激しく腰を動かしました。
大きく動けば動くほど、愉悦は雪ダルマのように膨れ上がっていったのです。
ヌラヌラと肉襞の中でペニスを小突き回す激悦に、私は現実感さえ失っていきました。
こんな肉の歓びを堪能するのは、生まれて初めてでした。

私の性体験と言えば、夫とのおざなりなセックスと、
独り悦がりオナニーしか有りません。底の浅い経験しかない私にとって、
この肉の交わりはまさに天地が逆さに成るような驚きでした。

「あああっ、いい、いいょ、その調子で突いておくれっ・・・」
「おおお、全く極楽だぜ。マラがオマンコの中へ吸い込まれていくようだァ」
「あふふふふーっ、飛ぶよ、カラダが飛んでくよ、ああっ、遠くて高いところに!」
「オレもだァ女将さんっ。もう出ちゃうぜ、あんたの中へドバドバっといくぜっ」
私達は一秒たりとも時をたがえずに、高々とクライマックスの極みへ舞い昇ってゆきました。

生まれて初めての不倫、そして生まれて初めての大絶頂に、
私はしみじみと女に生まれた歓びを噛みしめていたのです。
  1. 夫婦の今と昔
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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