稀代の名器を持った女。其の六
◇稀有の名器◇
“グクーン、グクーッ”という彩子の喉の鳴る音を聞いたように思うが、
私の脳中は真白になっていて、定かに認めた訳ではない。
「これからよ、まだしっかりして」
彩子の声が私を励ますように私の耳朶に響く。
私は快感が尾を引いていて、其の言葉を快く受けた。
「ああ、いいよ、もちろん、これからさ」
彩子は私の言葉に勇を得たのか、ゆっくりと身を起こすと、
今度は正面から私の顔に跨った。彼女の淫液を含んだオマンコが、
再び私の顔面を抑え込み、陰裂が私の唇をググーッと塞いだ。
(アッ、それはイヤダと言ういとまが無かった。
自分のザーメンを啜りこむのは幾らなんでも不快だ)
しかし、そんな拒否権は私にはものの様に、彩子は平然とヒップを据えつける。
正面から男の顔を股座で捉える事で、彩子は別の快感を感じているようであった。
「さあ、しかっかり、オマンコの味見をするのよ。私がいいって言うまでね」
彩子は前屈みになると、両手で私の髪の毛をしっかりと握り締める。
この姿勢では私の顔がオマンコの角度に平衡してピッタリと収まる。鼻も唇もスッポリと
オマンコの中へ埋め込まれ、最早一分の隙もない肉地獄であった。呼吸さえ出来ない。
この生き地獄を抜け出るには、一刻も早く彩子の気をいかせるしかない。
私は舐めて舐めまくった。しかし、その舌戯に比例して粘膜は倍増して、
私の顔半分はおろか、眼まで粘液に侵され、瞼を開けることさえ出来なくなっていた。
しかし、その暗黒に近い世界に入って、私は初めて本当のエクスタシーを知った思いであった。
窒息死するかもしれない、忘我の世界の中で、眩く被虐の悦びに似た快感の渦の中へ
溺れこんでいった。しかし、無意識の使命感に似たものが、私に舌の動きを促している。
私は忘我の中で舐め奉仕を続けた。(アア、窒息して死ぬ。俺はオマンコに圧し潰される)
そんな思いが、暗黒の世界に天国の花園を幻覚させていた。
「ああ、いくわ、あんたもいって」
突如、といった感じでさいこの叫び声が私を幻の世界から現実に引き戻した。
“ウワッー、ウググ、ウワーッ”
嬌声が二階の寝室の壁を震わせ、そして激しい女の腰の動きと共に高らかに響いた。
私の勃起は幻覚の中で萎縮していった。
彩子はドバーッと私の口中へ淫液を迸らせ、崩れるように倒れてしまった。
しばらく、ヒクヒクと内腿の筋肉が引きつっているのを私は茫然と見つめていた。
口中はねちゃついているので、彩子のオルガスムスを知っていた。
少し弛みかけている下腹部が波打ち、汗が滴っているのが分かった。
「さあ、本番よ。火照って気持いいうちに遣らなきゃ、損しちゃうもんね」
彩子はニコリと微笑んだように思える。彩子は再び私の腰を跨いだ。
下から眺めるオマンコのクレパスはキラキラと光ってみえる。
淫液が滴って居るのかも知れない。私はそれを見てまたまた勃起していた。
彩子は両腕を伸ばすと私の両肩をしっかりと押さえる。
ユサユサと腰を揺すって私のチンポをオマンコで捜し求めて居る様だ。
“ズーン”オマンコが勃起を咥え、一気に己が身を刺し貫かせる。
温かく柔かくて、滑っこくて、それは久方振りの快美感だった。
私は直ぐ下から腰を突き上げる。それにあわせて彩子が激しくオマンコを前後左右に、
グラインドをする、凄まじい刺激がたった今イッタばかりなのに、私を頂上へ駆け登らせた。
「ああ、気持いい、とってもいい」
「私もよ、こんなの久し振りよ、もうあんまり持たないわ」
「俺だって、イキそうだよ。アアーッ、いっちゃうよ、イクイク」
「いいわ、イッテ。私もイクわ・・・」
私達は同時に気をやった。
「そのままにしてるのよ、いい」
気がいったのに彩子はオマンコへ一物を納めこんだまま、抜こうともしない。
私は殆ど萎えそうに成って居た。
「もうダメだよ、もうできないよ」
「黙って任せといて」
彩子はまた私の上に馬乗りになった。ゆっくりと私のチンポを揉むように腰を動かし始める。
少しでも子宮へ届かせようと彩子は両脚を大きく開いたが、大股開きのオマンコは締りが
悪くなる。と思った私の思惑は見事に外れた。
大股開き、それも殆ど横一線といっていい位大きく開いたのに、
オマンコは逆にギュギューッと私の一物を締め上げるではないか。
“アッ”股を思い切り拡げて、なおオマンコは私の一物を痛いほど締め付けてくる。
“キンチャク・マラ”と私は思ったが、それは股をすぼめた姿勢、正常位の場合の事だ。
(一体、この女のオマンコはどうなっているのか、何と言う秘技なのだろう)
オマンコは私の一物をギュギューッと締め付けたまま蠢動し、そして次第に激しく
抽送して飽くことを知らないように見えた。
不思議な快感である。それはオマンコの肉壁全体が強力に一物を捉えている。
私はたまらず、ドクンドクンと放出した。彩子も大股開きのまま絶頂を迎えた。
私を狂気の様に喜ばせたのは彩子が気をイカせた後も、
オマンコの締め付けは一向に緩くならないことだった。
『飛翼の性器』ああ、これが世に言う百万人に一人の稀有の名器なのか。
私はこの体験に奇しき運命の喜びと恐怖の念を抱いた。
おそらく、もう私はこの名器から逃れる事は出来ないだろう。
『お好み焼き屋』は順調に動き出した。そして私と彩子の仲も。
END
“グクーン、グクーッ”という彩子の喉の鳴る音を聞いたように思うが、
私の脳中は真白になっていて、定かに認めた訳ではない。
「これからよ、まだしっかりして」
彩子の声が私を励ますように私の耳朶に響く。
私は快感が尾を引いていて、其の言葉を快く受けた。
「ああ、いいよ、もちろん、これからさ」
彩子は私の言葉に勇を得たのか、ゆっくりと身を起こすと、
今度は正面から私の顔に跨った。彼女の淫液を含んだオマンコが、
再び私の顔面を抑え込み、陰裂が私の唇をググーッと塞いだ。
(アッ、それはイヤダと言ういとまが無かった。
自分のザーメンを啜りこむのは幾らなんでも不快だ)
しかし、そんな拒否権は私にはものの様に、彩子は平然とヒップを据えつける。
正面から男の顔を股座で捉える事で、彩子は別の快感を感じているようであった。
「さあ、しかっかり、オマンコの味見をするのよ。私がいいって言うまでね」
彩子は前屈みになると、両手で私の髪の毛をしっかりと握り締める。
この姿勢では私の顔がオマンコの角度に平衡してピッタリと収まる。鼻も唇もスッポリと
オマンコの中へ埋め込まれ、最早一分の隙もない肉地獄であった。呼吸さえ出来ない。
この生き地獄を抜け出るには、一刻も早く彩子の気をいかせるしかない。
私は舐めて舐めまくった。しかし、その舌戯に比例して粘膜は倍増して、
私の顔半分はおろか、眼まで粘液に侵され、瞼を開けることさえ出来なくなっていた。
しかし、その暗黒に近い世界に入って、私は初めて本当のエクスタシーを知った思いであった。
窒息死するかもしれない、忘我の世界の中で、眩く被虐の悦びに似た快感の渦の中へ
溺れこんでいった。しかし、無意識の使命感に似たものが、私に舌の動きを促している。
私は忘我の中で舐め奉仕を続けた。(アア、窒息して死ぬ。俺はオマンコに圧し潰される)
そんな思いが、暗黒の世界に天国の花園を幻覚させていた。
「ああ、いくわ、あんたもいって」
突如、といった感じでさいこの叫び声が私を幻の世界から現実に引き戻した。
“ウワッー、ウググ、ウワーッ”
嬌声が二階の寝室の壁を震わせ、そして激しい女の腰の動きと共に高らかに響いた。
私の勃起は幻覚の中で萎縮していった。
彩子はドバーッと私の口中へ淫液を迸らせ、崩れるように倒れてしまった。
しばらく、ヒクヒクと内腿の筋肉が引きつっているのを私は茫然と見つめていた。
口中はねちゃついているので、彩子のオルガスムスを知っていた。
少し弛みかけている下腹部が波打ち、汗が滴っているのが分かった。
「さあ、本番よ。火照って気持いいうちに遣らなきゃ、損しちゃうもんね」
彩子はニコリと微笑んだように思える。彩子は再び私の腰を跨いだ。
下から眺めるオマンコのクレパスはキラキラと光ってみえる。
淫液が滴って居るのかも知れない。私はそれを見てまたまた勃起していた。
彩子は両腕を伸ばすと私の両肩をしっかりと押さえる。
ユサユサと腰を揺すって私のチンポをオマンコで捜し求めて居る様だ。
“ズーン”オマンコが勃起を咥え、一気に己が身を刺し貫かせる。
温かく柔かくて、滑っこくて、それは久方振りの快美感だった。
私は直ぐ下から腰を突き上げる。それにあわせて彩子が激しくオマンコを前後左右に、
グラインドをする、凄まじい刺激がたった今イッタばかりなのに、私を頂上へ駆け登らせた。
「ああ、気持いい、とってもいい」
「私もよ、こんなの久し振りよ、もうあんまり持たないわ」
「俺だって、イキそうだよ。アアーッ、いっちゃうよ、イクイク」
「いいわ、イッテ。私もイクわ・・・」
私達は同時に気をやった。
「そのままにしてるのよ、いい」
気がいったのに彩子はオマンコへ一物を納めこんだまま、抜こうともしない。
私は殆ど萎えそうに成って居た。
「もうダメだよ、もうできないよ」
「黙って任せといて」
彩子はまた私の上に馬乗りになった。ゆっくりと私のチンポを揉むように腰を動かし始める。
少しでも子宮へ届かせようと彩子は両脚を大きく開いたが、大股開きのオマンコは締りが
悪くなる。と思った私の思惑は見事に外れた。
大股開き、それも殆ど横一線といっていい位大きく開いたのに、
オマンコは逆にギュギューッと私の一物を締め上げるではないか。
“アッ”股を思い切り拡げて、なおオマンコは私の一物を痛いほど締め付けてくる。
“キンチャク・マラ”と私は思ったが、それは股をすぼめた姿勢、正常位の場合の事だ。
(一体、この女のオマンコはどうなっているのか、何と言う秘技なのだろう)
オマンコは私の一物をギュギューッと締め付けたまま蠢動し、そして次第に激しく
抽送して飽くことを知らないように見えた。
不思議な快感である。それはオマンコの肉壁全体が強力に一物を捉えている。
私はたまらず、ドクンドクンと放出した。彩子も大股開きのまま絶頂を迎えた。
私を狂気の様に喜ばせたのは彩子が気をイカせた後も、
オマンコの締め付けは一向に緩くならないことだった。
『飛翼の性器』ああ、これが世に言う百万人に一人の稀有の名器なのか。
私はこの体験に奇しき運命の喜びと恐怖の念を抱いた。
おそらく、もう私はこの名器から逃れる事は出来ないだろう。
『お好み焼き屋』は順調に動き出した。そして私と彩子の仲も。
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プロフィール
Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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