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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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野崎と私の妻。其の八

野崎と私の妻8-1
再び寝室に行き、全裸のむまま抱き合って布団に入った。
男にも女にも定められた相手以外と寝てみたいと言う欲望がある。
主婦交換は夫婦交換を一歩昇華させたものだけに、二人とも満足していた。

自分の人生は自分で楽しむしかない。
限りある生だから自分の欲望に忠実に生きたいと思う。
絹子も、
「主婦交換って、二度結婚したような気がする。やって良かったわ」
と言って私の腕の中で猫の様に丸く柔らかく眠った。

一夜明けると昨日の好天とは打って変わって朝から雨だった。
雨の音が朝の静寂さをさらに深めた。

「絹子は良い奥さんだよ」
昨夜あれほど食べたのに、まだ食卓から未練げに離れられずにいる子供の様に、
私は絹子の乳房を弄って囁いた。

絹子は軽く睨んで笑みを浮かべ、
「あさからエッチするの?」
と言い、顔を私の胸に預ける様にして手を伸ばし、ペニスを軽く握り上下に握りながら、
「するのなら、ずっと止めないで」

愛撫を続けていると、指の動きを催促してきた。
夫が迎えに来るそれまでの、悦楽を求める絹子の正直な気持だ。
私のペニスも昨夜、絞り尽くしたと思ったのに、一晩で下腹に付きそうなほど屹立して、
ピクンピクンと脈動していた。既に尖っている乳首に熱い息を吐きかけながら、
その先端を舌の先に巻きつけて転がし、手を陰部に這わせ、その先端にあるクリトリスの
頂点に、触れるか触れぬごとく左右にゆっくりと震わせた。

感じ始めた絹子は、乳首に吸い付いている私の頭を抱え込み、次の悦楽を求めようと
上体を反らしてきた。私は大きく位置を変え、顔を埋め、クリトリスを唇と舌を駆使し
嘗めまわした。充血仕切った割目を上から下へ、下から上へとゆっくりすすり嘗めまわした。
絹子は喘ぎながら、
「ああ、早く欲しい、入ってきて」とはっきりと口で哀願してきた。
私は頃合良しと見て、顔を上げ、人差指で絹子の膣内を攪拌した。

 
野崎と私の妻8-2
爪の先から指の付け根まで、襞襞がぴっちり絡み付いてきた。指の動きに合わせる様に
持ち上げた淫裂から、たぎっていた蜜液が指を伝わって流れ出てきた。
まさにぬかるみ状態だ。私はゆっくり指を回し肉壁の粒立ちを味わうと引き抜き、
「またバイブを使うかい?」
「今朝は嫌。生がいいわ」

私は絹子の両膝の間に身体を入れて、ピチャヌチャ、ピチャヌチャと淫らな音を立てる
蜜液を指で掻き出し、ペニスにたっぷりまぶした。
「もっと広げないと、奥に届かないよ」
催促すると、太腿の角度を大きく広げ、女の部分にペニスが入り易いように曝け出した。

朝のセックスは夜と違い、時間の制約があるために何度も出来ない。
射精してしまえばおしまいである。絹子の欲望を満たすためには、一つ一つの性感帯を
丹念にもみほぐすしかない。持続時間を伸ばすことの出来るテクニックを用いる事にした。

横から寄り添う形で股間を合わせ、おもむろに挿入し脚を絡ませる。
そのまま左手を絹子の腰に当て、右手は仰向けの胸に添えてまさぐる。
挿入したペニスは、柔らかい壁に包まれた。ゆっくりと上下運動を繰り返す、
動きは同じだが接点に変化を付けた。絹子の腰を軽く持ち上げれば、
ペニスは膣の壁の上面Gスポットをなぞり、歯がゆさそうに息を荒げている。
密着した脚を緩め腰を引き気味にすると、膣壁がペニスの先端に絡みつくように捲くれ、
中から蜜液を掻き出した。

私は少し身体を起こし右肘をつき、絹子の左腕を引きつけると、
絹子はその腕を伸ばして私の腰を抱き、右腕を私の方に掛けて引き付けた。
「あぁぁ・・・ぁぁ、もう」
足の指をピーンと反らせた絹子の子宮に私は精を思い切りほとばしらせた。

約束の十二時に、家の前にクルマが着いたときには絹子は着替え、化粧も終えていた。
二人で玄関に出迎えた。車を降りた野崎と久美子が近づいてくる。
久美子が私の正面に立った。私は久美子の目の中の覗き込んで表情を読んだ。
「そんなに見つめちゃ嫌ですよ」
という久美子の口元から、金木犀の花の匂いがした。
野崎の残精が口腔にこびり付いて居るのかも知れない。
悔しさとも寂しさともつかぬ感情が胸を締め付けてきた。

思わず久美子を抱しめ唇を合わせた。
「奥様をお返ししましたよ」と野崎が言うと絹子も、
「長居は無用のようね、どうぞ存分にお楽しみください」
と言ってクルマに乗って去っていった。
END
  1. 夫婦交換
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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