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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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三人の女・其の七

「社長夫人典子の事」
7-1.jpg
彼女と夫は小さな八百屋から始めて、リヤカーを引いて行商などもして、
一代でスーパーの社長に成るまでに夫を支えて来たそうです。
振り返ってみれば二人で苦労していた時代が一番幸せだったと言います。
事業規模が大きくなり会社組織に成ってから、妻の出る幕は無くなり、
生活は良く成っても、心は寂しいと言ってました。身体の苦労は厭わないが、
生き甲斐の無くなった裕福な生活は寂しいとしきりに言います。
私は典子が可愛らしい女に思えて来ました。

人には色々なタイプが有ると思います。
女は男の身の回りの世話をして家庭を守り、事業を側面から支えるタイプ、
多分母はこのタイプかもしれません。
典子は家に居るよりも一緒に働き商才を振るうタイプなのでしょう。

彼女には娘が二人あり、一人は片付き一人は大学生だと言ってました。
映画女優の沢田亜矢子の様な少ししゃくれた顔をしていて、
怒りの表情をなくして見ると中々の美形だと気が付きました。

夫の浮気を責めるのは、自分でもまだまだ現役の女で性欲もあり、
其れが満たされない為の不満であり怒りなのだろうと察しが付きました。

弁護士の奥さんの様に五十三歳に成っても男が欲しいのですから、
典子が欲求不満に成って怒るのは当然だと思いました。

「憎らしい綾子・・・。御免ね、綾子さんの息子なのに、
 あんたが憎らしくないのは不思議よ」
典子は膝を崩しながら言いました。とろんとした目の周りを赤くした
彼女は色っぽく、私の性欲をそそりました。

 
7-2.jpg
『俺は若造で男女の事は良く判らないけど、家の母は四十前に未亡人になり、
 女で一つで俺を育てて来てくれた、俺の知る限りでは、
 親父以外の男は知らなかったはず、
 其れが此処に来て社長に惹かれたと言うのも息子の俺にしてみれば、
 女の性欲の強さや 其れが生き甲斐だと言われれば、
 何ともいえないところが有るんだけどね』

「其れは女の立場としては判らなくはないわよ、でも人の家庭を壊し、
 不幸にして、 自分だけ幸せに成りたいなんて、
 余りにも虫が良すぎるんじゃない、綾子さんが四十五歳の
 身体を持て余すのと同じで、私だっておなじ四十五歳よ、
 私の性欲はどうして呉れるのよ、と言いたいのよ」

『奥さんの様に苦楽を共にしてヤット此処まで来たと言うのに、
 横から良い所だけを かっぱらわれたら誰だって怒りますよね、
 田舎育ちの田舎者で、人並みの常識や挨拶も出来ない
 母ですから許してやって下さい』

私は出来るだけを母を悪く言って典子のプライドを擽る戦術に徹した。
私の言葉に満足したのか、典子は母の事を言わなくなって来たが、
私を見る目が女が男を欲しがって居る時の目に変わって居るのを見逃さなかった。

「ねぇ、私を送ってくれない」
『はあ、勿論良いですよ』
私迎えのタクシーに同乗して、浦和の外れの田圃の中に建っている新築の家の前で、
彼女と別れました。

ニ三日すると事務所に典子から電話があり、この前の店で逢いたいと言って来ました。
私は母には何も言ってませんでした。 
大人のすることに意見がましい事を言うのが憚られたのと、
母と社長が肉欲に狂って、典子を苦しめる事が何れ
典子が私の手に落ちると感じ、典子を嫉妬させればさせるほど
楽しみが多くなると屈折した気持ちに成って居たのです。

料理屋でこの前の様に会い、奥の小部屋で酒を飲みました。
典子は社長と母の浮気よりも、
私と彼女の逢引の様な雰囲気を楽しんで居るようでした。

彼女はこの前よりも寛いだ服装をしており、傍に座り膝に手をおいたりして、
まるで恋人同士の様に振舞いました。
7-3.jpg
暫くは我慢していましたが、私は典子の肩を抱き、耳や髪に息を吹きかけて、
唇にキスをしました。そして、
「典子と呼んでいいかい?」と言うと首を縦に振り、
「オマンコがしたいんだろう」と単等直入に言いました。
待って居た様に彼女は私の胸に崩れ込んで、幼稚なキスを返して来ました。

大胆なワンピースの裾から手を入れ、
ブラジャーを押し上げ乳房を弄り、パンティの、
ゴムを延ばし手を差し入れてゴワゴワした
陰毛を撫でて指を割目に差し込んでいました。

典子は息を荒げて、モジモジと尻を蠢かしながら、私の勃起を探っていました。

典子の身体は硬太りの均整のとれた健康そうな身体でした。
社長はこんなに素晴らしい典子の身体より、夢二の絵のような
なよなよとした母の身体の方に興味が有ったのでしょう。
私は典子の身体に凄く惹かれました。

「信吾さん。わたしにも触らせて。平気よ、だれも来ないから」
言われる侭にズボンのファスナーを下げギンギンに
勃起した魔羅を出して彼女に握らせました。

パンティの中では割目からヌルヌルと淫液が滲み出して
クチャクチャと淫らな音を立て、勃起を握り、
扱きながら典子はハアハアと喘ぎ声を上げていました。

「ねぇ、あたしの家に来ない?
 あたし別居中だから亭主も来ないし、安心して出来るから」
典子はタクシーを呼び、田圃の辺の新居に私を連れて行きました。

家に入ると、典子は我慢出来ないほど欲情していて、
奥の間の布団に素っ裸で横たわりました。
彼女の割目に吸い付き、舌と唇で荒っぽく愛撫を始めました。
「そんなことしちゃだめよ、汚いじゃない、ねぇ、止めて」

抵抗する声も次第に小さくなり、言い訳みたいに、ねえ汚いから止めて、
ねぇ、と呟くだけになり、尻は自然にうねり始め、
あぁ、はぁあと快感の喘ぎ声に変わっていました。

  1. 人妻の性欲
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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